- 祭りの運営資金を着服現職内子町議が辞職2012年05月24日(木)更新
- 祭りの運営資金およそ390万円を私的流用していた責任を取り内子町の町議会議員がきょう、議員を辞職しました。
「内子町議会の品位を著しく傷つけまして、議員の資質を疑わせるような事態となりました。
まことに申し訳ありませんでした。
」議員を辞職したのは2005年5月から内子町議会議員を務めていた冨永真吾氏51歳です。
冨永元議員によりますと2008年1月からの3年間地元の祭りを主催する団体で会計を担当していましたが、団体の預金口座を無断で解約して388万円を着服したということです。
また、2009年度には、住民税5か月分、およそ10万円を滞納し、今年3月には議員報酬の差し押さえ措置が取られていたことも明らかにしました。
着服した金は全額、弁済され、税金も納められていますが、冨永元議員は「着服した金は飲食代や経営する会社の運営資金に充てていた。
町民に迷惑をかけて申し訳ない」と話しています。