けっこうジミな探偵の仕事
探偵事務所で一番多いのが、浮気調査です。その割合はなんと探偵事務所の全案件のなかで8割にも及ぶといわれています。
興信所では、法人関連の調査内容が多いのですが、探偵事務所では、浮気調査などの個人での依頼が中心になっています。
撮影カメラやビデオ、盗聴器などを使って、探偵事務所の調査員は張り込みを続けます。証拠となる物証をつかむために、朝夜関係なく、まるで刑事のように調査を行ないます。テレビでみる探偵番組はアクションなどがあり、華やかにみえますが、実際の探偵事務所の調査はけっこう、ジミな仕事内容のようです。
浮気調査の場合は、対象者は夜に動いたり、朝方までかかることもあるので、時間に制限なく案件を引き受けている間は動きます。キャリアを積んだ調査員であれば、手馴れたものですが新米社員の場合には、2〜3年、先輩の探偵と一緒に行動することもあるようです。
探偵は、調査だけでなく、カメラ機材などを上手く使いこなしたり、盗聴器、パソコンなどの知識も必要とされている職業です。