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経済

従業員向け節電コンテスト 関西の企業、導入続々 

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 厳しい電力需給が見込まれるこの夏、家庭での節電を後押しするコンテストを導入する企業が相次いでいる。使用電力量の削減目標が達成できれば、商品券などを支給。会社だけでなく、自宅でも意識を高めてもらう取り組みだ。(井垣和子)

 関西スーパーマーケット(伊丹市)は6〜9月、従業員約5500人を対象にキャンペーンを行う。前年同期比10%超削減が達成できれば、全員に社内で使える商品券を最大1万円分贈る。さらに抽選で10組を宮崎県への旅行に招待。昨夏、同様の取り組みをしたところ15%超削減が455人に上ったという。

 カーナビゲーションの富士通テン(神戸市兵庫区)も昨年に引き続き、7〜9月に実施する。上位者には商品券千〜3千円を贈る。

 「節‐1(セツワン)グランプリ」と名付けて初実施するのが阪急阪神ホールディングス(大阪市)。6〜9月、従業員約3万人を対象に行い、上位者合計20人それぞれに最大5万円相当の品物と商品券を贈る。「積極的に節電するきっかけになれば」と話している。

(2012/05/30 11:30)

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