東京スカイツリー:開業1週間 人出は当初予想の1.5倍

毎日新聞 2012年05月30日 12時25分(最終更新 05月30日 12時41分)

 東京スカイツリー(墨田区)と併設の商業施設「東京ソラマチ」などがある街区「東京スカイツリータウン」は29日、22日の開業から1週間がたった。28日までの来場者は164万3000人で当初予想(約112万人)の1.5倍の人出。一方で、周辺の住宅や商店には明暗さまざまな影響が出始めている。

 開業後初の日曜日の27日には29万2000人が来場し、開業以来最多を記録。26日には一部の入り口で入場制限もした。

 一方、観光客によるごみのポイ捨てや深夜の騒音などの問題も深刻化している。開業前も、観光客が空き缶や食べ物の包み紙、たばこなどをポイ捨てするなど、マナーの悪さが指摘されていた。

 近くで喫茶店を経営する徳本英樹さん(69)によると、ビルの住民専用のダストボックスは、観光客の捨てたごみがあふれているという。徳本さんは「開業してからは量が増えた。1日3回、分別して捨てている」とあきれ顔だ。

 墨田区によると、放置自転車も増加。区職員が見回りし、周辺で100台以上を見つけた。深夜から明け方にかけて車やバイクで来る観光客が騒ぎ、苦情も寄せられている。

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