トリガーポイント
筋肉は筋膜というもので包まれています。腱、靭帯、関節など、様々な部分と連結し、動いています。筋膜が何らかが原因で壊れた場合、筋膜に痛みなどを伝えるセンサーみたいなものが非常に敏感になります。
この受容体、つまり痛みを感じるセンサーが敏感になることは悪いことではないのですが、この部分の血流が悪くなったり、代謝がよくなかったりすると、この痛みを感じるセンサーが意地悪をしはじめます。興奮しセンサーがより過敏状態になったり、痛みを発生させ、コリという状態を起こしたり。
痛みの根本的原因、トリガーポイント自体も、活動が高くなってしまい、その近くの内臓部分にまで影響を与えることがあります。筋肉を酷使しすぎたなどの場合、トリガーポイントが形成されますが、その領域を広げないことが必要になります。
ポイントの興奮を鎮め、痛みの領域を広げない、また広がった部分の痛みやコリをいち早く取り去る治療が必要になります。痛みを感じたら、そのままにしておかないこと、それが重要です。