自己満女、プチ整形で外出許可
ブスでも帽子が可愛いと 『あら、可愛い』と思う自分は馬鹿ですが、 面影があんまり無いな、と思います。 私は何が嫌って自分の全部が嫌なんだけれど、 特に目、一重にしか見えない奥二重。 そしてお化粧した時とスッピンが別人過ぎるぐらい実は童顔で、 スッピンでタバコ吸うと年齢確認をされるほど顔立ちがおかめなわけ、 私は若く見られんのよと自慢しているのではなく、 少しぐらい若く見られるなら嬉しいことかも知んないけど、 私の場合、喋っても同一人物だと分からない程。 そのスッピンにどんだけ塗りたくりゃあ済むんだろうか、 なぜスッピンの時はいつも勇気が出ず、雑誌を見て美しい女性に溜め息をつき、 ああ、ブスで性格もこんなんでどうやって生きていけばいいんだ、自然体に生きるだなんぞ難題ではないか！ と、19歳ぐらいからは塗りたくり生きて来たが、疲れた。 『私、二重のプチ整形受けるんで』と言うと、 『えっ、何で何で、止めなよ』とか、 『え〜自分は別に今の顔立ちだって良いと思うんだけど』 と決まって言われるのだが、 『別にあなたのために整形挑むわけじゃないし』 と言う私に、 リアルはいかがわしいような嘆かわしいような仏頂面になる。 私は、完璧なアジアの宝石にはなれなくて良いから、 自分が『まっ、いっか！少し誤魔化せば見れるかな』 と思えれば良いのよ。 親の気持ちが分からないのかー！とか散々文句たりや浴びせられましたよ、 『整形する人は幸せになれない』などと脅されたりね。 しかし『死んじまえ』とか『ブスは消えろ』と軽率に言う人と言われた側は心境は全く違うし、 何より悲しいのは自分の顔を見ると不幸になってしまう自分自身だ。 で、近所のコンビニ。 スッピンで行くといつもの冴えない奴が来た、と言う扱いだが、『こんな時間に大丈夫ですかー？』などと軽くお喋りする。 が、 化粧して行くと黙って作業を続け、私がいつものタバコの銘柄を言っても私だと気付かない。 医者もそうで、スッピンの私が次に化粧して行くと生年月日や病状、診察券や保険証などジロジロ見て、 『いっ、いや〜、体調が良い時は見違えるねっ』 と痛々しく遠回しに『スッピンと全く違う』と言いやがるのである、 それが私の10代から今に至るまでの顔のコンプレックスである。 あることがあり言ったらば、 人は『それって素敵で良いこと！女冥利に尽きるわっ』と言われたが、 私のスッピンしか知らない相手に、あなたの笑顔と気遣いに惚れました、と告白された時に 『…私、28歳なんですよ、』と言ったら、 『もっと年下かと思って変なこと言ってすみません！』と昨年2人に言われ、 『顔立ち』意外にも何か嫌悪を感じ、更に自分が嫌になったのです。 しかし遺伝性のものでなぜ整形に対してそんなに嫌悪を示すのか、 遺伝で私は確かに太りやすいが、 太っていて虐められた時には痩せろ痩せろと言われたのに、 太ってるから馬鹿にされるんだと言われたのに、 自分を少し楽にしたいから二重にするっつーのに攻撃的なのは矛盾してないか？ 遺伝性や先天性故に抱えるコンプレックスで整形は反対されることが多いが、 病気やダイエットは応援されブスは諦めろ、は変に思うのだ。 あたしの人生なんだよっ、 あなたはあなたの人生なんだよっ、 心さえが美しければ良い！ なら何で『不平等、理不尽、不自由』な扱いを受け、 自分をまで苛め、苦しめ、追い込む人間が居るのだ？ 『私が幸せになっちゃいけない…デブだから、バカだから、ブスだから…』 私はそう思わないね、他人をむやみに傷付けないなら幸せになって欲しい。 ってことで1日にプチ整形、自己中女の外出許可の理由だ！！ 2012/05/30 03:53 |