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 8月27日を最後にAKB48を卒業する前田敦子(20)が、落語家・笑福亭鶴瓶(60)の長男で俳優の駿河太郎(33)と漫才コンビ「ワンダフル」を結成したことが29日、分かった。6月20日発売の2枚目となるソロシングル「君は僕だ」のミュージックビデオ(MV)で夫婦漫才を繰り広げているもの。腹話術に初挑戦するなどMVで新たな一面をのぞかせた前田だが、MV限定となる幻の漫才コンビ「ワンダフル」も注目されそうだ。

 AKBからの独り立ちを前に、前田が新境地を開拓した。MVの中で、駿河と夫婦漫才コンビ「ワンダフル」を結成。舞台上でコミカルなやりとりを披露した。

 漫才師・内海桂子(89)の舞台に、前田ふんする漫才師・鍋子が目を奪われるところから物語は始まる。駿河ふんする漫才師・信二と出会い、同じ屋根の下で暮らし、漫才コンクールにも出場。コメディアンとして活動しながら、スペイン人や柔道家など、次々に現れる4人の彼氏との恋愛模様も描かれている。

 撮影期間はわずか2日半だったが、2人は息ピッタリの演技で現場の爆笑を誘った。犬童一心監督(51)は、「(前田の)まだ使われていない部分を表に出せないかと思いました」と役柄を漫才師とした理由を説明。「演技をすることに躊躇(ちゅうちょ)がなく、どんな演技でもキャラクターでも、心を開いて堂々と挑戦する」と前田のチャレンジ精神を絶賛した。

 関係者によれば、前田は「監督から『今まで見たことのない前田敦子を見たい』と言われたので、振り切ってやるしかないと思えました」と振り返っていたという。内海との撮影中には、2人で約1時間、話し込み、芸能界の大先輩の金言に耳を傾けていた。

 8月27日にAKBを離れるまで残り約3カ月。清純派のイメージを変える演技は、卒業後の活動への大きな糧になったに違いない。

(デイリースポーツ提供)

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