あわや大惨事
5月28日の月曜日午後4時5分ごろ、東京ディズニーシーのアトラクション「レイジングスピリッツ」で会社員の男性がけがをするという事故があった。安全バーが上がったままコースターが動きだしたので降りようとして右足に2週間のけがを負った。
テレビ報道では、バーが降りないので点検中に発車したという事だったが、機械の不具合に加え、人為的ミスがあったのかどうか、今後の検証が重要だ。
(東京ディズニーリゾート・オフィシャルウエブサイト/東京ディズニーシーTOP)
ジェットコースター型のこの「レイジングスピリッツ」は当面運休する。この件に関しオリエンタルランドはホームページで【
東京ディズニーシー「レイジングスピリッツ」における傷病発生の件】というタイトルで謝罪と運休に関し「各位」宛てに発表している。
状況に関しての説明は以下の通り。
2.状況
「レイジングスピリッツ」が乗り場から動き出した際、1名のゲストのセーフティーバーが上がった状態にあったことから、当該ゲストが乗物から乗り場に降りようとし軽傷を負いました。
(オリエンタルランドグループニュースリリースより引用)
それでも乗りたい人間心理
ジェットコースター型のアトラクションは遊園地の目玉となっている。人気のある物には2時間待ちでも並ぶ現状だ。つまり機械は閉園するまで過酷な運転を強いられている。
先月29日にも「富士急ハイランド」で、ジェットコースター「ええじゃないか」からボルト落下の事故があった。歩行者に軽傷があっただけであったが、本体に事故があればもっと大変なことになっていたと思われる。
今後も安全に運営するには保守点検のために時間をたくさん取る工夫をする必要があるようだ。そういう事なら理解は得られると考えられる。
人はスリルのあるものを求める心理があるようだ。
[七瀬]
オリエンタルランドグループニュースリリース
http://www.olc.co.jp/wpmu/wp-content/blogs.dir/2/files/2012/05/20120528.pdf
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120529/dst12052900240000-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120429/crm12042920150005-n1.htm東京ディズニーリゾート・オフィシャルウエブサイト/東京ディズニーシー
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tds/index.html