最終更新: 2012/05/30 07:35

FNN各局フジテレビスーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

RSS

天皇皇后両陛下のイギリス公式訪問決定 訪問には陛下の強い思い

天皇皇后両陛下のイギリス公式訪問決定 訪問には陛下の強い思い
心臓の手術後初めてとなる、天皇陛下の外国訪問が正式に決まった。過密日程を押してのイギリス訪問には、陛下の強い思いがあった。
8日に行われた春の叙勲の親授式で、天皇陛下は、受章者10人に勲章を手渡された。
陛下は、しっかりとした声で受章者と話され、車いすの女性に対しては「お体いかがですか」と、体調を気遣われていた。
一方、陛下のリハビリを支える皇后さまは、8日、名誉総裁を務める赤十字の大会に出席された。
その会場で、皇后さまと言葉を交わした歌手・由紀 さおりさん。
由紀さんの歌声が、陛下のリハビリの支えになっていたという。
由紀さんは「(リハビリで)私の歌を(陛下に)お聞かせくださったと聞いて、大変光栄なことでございますというふうに、私の方から申し上げたんですけど。皇后さまは『歩くのにも、座るのにも、立つのにも、とても気持ちのいいリズムで、心地よく、陛下がお歩きになってらっしゃいました』と」と話した。
政府は、8日の閣議で、両陛下が16日から5日間の日程でイギリスを公式訪問し、エリザベス女王の戴冠60周年を祝う行事に出席されることを正式に決定した。
陛下は、現地時間18日、エリザベス女王主催の昼食会、そして、夜にはチャールズ皇太子主催の晩さん会に出席される予定だという。
心臓手術後、初めてとなる外国訪問。
しかし、その直前の12日と13日には、宮城・仙台市を訪問されるなど、過密スケジュールとなっている。
さらに、イギリスまで片道10時間以上という長時間のフライト。
宮内庁は、万全の医療態勢をとるとしているが、今回のイギリス訪問には、陛下のある強い思いがあった。
フジテレビ皇室担当の橋本寿史編集委員は「約60年前の式典に出られたということで、陛下にとっては、いろいろと今回の式典というのは、思い入れがあったのだと思います」と話した。
59年前、昭和天皇の名代として、エリザベス女王の戴冠式に出席。
以来、天皇陛下のイギリス訪問は7回にのぼり、英国王室と親交を深めてきた。
59年前の戴冠式と、今回の60周年の式典の両方に参加されるのは、全出席者の中でも、陛下とエリザベス女王だけとの見方も出ている。

(05/08 19:41)


「社会」の最新記事

最新記事

Today's Question

東京スカイツリーの天望デッキに行ってみたいですか?

はい
いいえ
すでに行った
東京スカイツリータウンには行った
どちらでもない

送信

結果をみる

投稿する

記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから

映像の投稿はこちらから

Windows Media Player」または「Flash Player」をインストールして、動画をご覧ください。