平成24年産狭山茶の放射性セシウム調査について(第20回)
課所名: 農産物安全課
担当名: 有機・安全生産担当
担当者名: 落合・長嶋
内線電話番号:4057
直通電話番号: 048-830-4057
Email: a4070-05@pref.saitama.lg.jp
埼玉県では、平成24年産狭山茶について、加工段階及び流通・販売段階での検査を行い安全を確認しています。
第20回調査では、加工段階での検査を行った結果、全ての検体において、放射性セシウムは基準値を下回りました。
加工段階での検査
出荷が始まる前の段階で全荒茶工場からサンプルを採取し、荒茶の安全を確認しています。
第20回調査では、入間市、横瀬町の荒茶工場から検体を採取し分析を行いました。
採取日:平成24年5月28日(月)
結果判明日:平成24年5月29日(火)
分析機関:社団法人 埼玉県食品衛生協会 検査センター
品 目 | 検 体 | 荒茶工場 | 生 葉 | 放射性物質(Bq/kg) | ||
放射性セシウム | 放射性セシウム | 放射性セシウム | ||||
荒 茶 | 検体1 | 入間市 | 入間市 | 1.0 | 1.4 | 2.4 |
検体2 | 1.1 | 1.9 | 3.0 | |||
検体3 | <1.0 | <1.0 | - | |||
検体4 | <1.0 | <1.0 | - | |||
検体5 | 横瀬町 | 長瀞町 | 1.8 | 2.5 | 4.3 |
(注)「<1.0」とは、検査機器で測定できる検出限界値(1.0Bq/kg)未満であることを示す。
*検査した工場から、荒茶の出荷を始めます。
以下の市町では、市町内すべての荒茶工場が荒茶生産を開始しています。
さいたま市(1工場)、秩父市(1工場)、春日部市(1工場)、狭山市(44工場)、
入間市(88工場)、新座市(1工場)、久喜市(1工場)、坂戸市(1工場)、
鶴ヶ島市(8工場)、日高市(4工場)、ふじみ野市(2工場)、三芳町(4工場)、
横瀬町(1工場)、小鹿野町(2工場)、白岡町(1工場)
*食品中の放射性物質の基準値 (飲料水)10Bq/kg
*飲用状態での検査
厚生労働省の「食品中の放射性セシウム検査法」に定められたとおり、荒茶又は製茶を
30倍量の湯(90℃)で60秒間浸出させ、40メッシュの茶こしでろ過した浸出液をゲル
マニウム半導体検出器で検査する。