韓国人の男に長期の在留資格を取らせようと架空の会社を登記したとして、行政書士の男らが逮捕されました。
行政書士の小川龍三容疑者(63)ら3人は一昨年12月、韓国人の宋英鎬(ソン・ヨンホ)容疑者(49)に、長期在留資格を得させるため、宋容疑者を経営者とする架空の会社の設立登記を東京法務局に申請した疑いが持たれています。警視庁によりますと、小川容疑者らは約45万円の報酬で登記の申請を請け負っていました。宋容疑者は、実際には新宿・歌舞伎町のゲイバーなどで働いていて、取り調べに対して「ニューハーフが堂々と闊歩(かっぽ)できる日本は憧れで、長期滞在したかった」と供述しています。