ぷろぐらむめも

コメントを頂きましたのでこれにも触れておこう、ありがとうございます。

前のバージョンから指摘されていたOpenCVの問題として、
前回触れた通りv1.2で遂に修正された「cvaux.h」の他、
ビルド時に「cvcompat.h」というヘッダーファイルで以下のような警告が出るという件があります。

warning C4819: ファイルは、現在のコード ページ (932) で表示できない文字を含んでいます。データの損失を防ぐために、ファイルを Unicode 形式で保存してください。

エラーじゃないのでビルドは出来ますが（動作上の問題も多分無いはず）、毎回出るとうざったい。
とりあえず何かしら編集して保存し直せば解決します（１文字書いてすぐ消す！とよく言われている）。
エディタによってはそこを維持したまま保存される場合がありますが、Visual Studioならまず大丈夫。

ちなみに警告で指摘される行は下の「user_param」という１番下の行。
文字エンコードの問題らしいですが、見た目では分かりません。

CV_INLINE  float  cvCalcEMD( const float* signature1, int size1,
                             const float* signature2, int size2,
                             int dims, int dist_type CV_DEFAULT(CV_DIST_L2),
                             CvDistanceFunction dist_func CV_DEFAULT(0),
                             float* lower_bound CV_DEFAULT(0),
                             void* user_param CV_DEFAULT(0))

cvcompat.hには別バージョンとの互換性のためのものが書かれているそうです。
「CV_NO_BACKWARD_COMPATIBILITY」を#defineする事で使わないという選択が可とか。
以下、cvcompat.h内のコメントから引用。

   A few macros and definitions for backward compatibility
   with the previous versions of OpenCV. They are obsolete and
   are likely to be removed in future. To check whether your code
   uses any of these, define CV_NO_BACKWARD_COMPATIBILITY before
   including cv.h.

時代遅れだからその内消すかもよーだそうです。
また、cvcompat.hを使うか否かについての記述はcv.hの１番最後の方にありました。

#ifndef CV_NO_BACKWARD_COMPATIBILITY
#include "cvcompat.h"
#endif

正直いつも使っているのかどうかも分からん。
ちょっと確認してみようか。