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Top > 特集記事 > 芸能・スポーツ > 2011.11.7
徹底追及第10弾
「なんでも暴力団」島田紳助と、そのお仲間たち(1)
■吉本興業と闘った三菱東京UFJ銀行「恐怖の記録」 ■いきなり机を蹴り上げた
■「吉本に融資はできない」 ■「口座をすべて解約する」
■優良企業だったのに、いまは  
紳助がああなったのは本人のキャラだけによるものなのだろうか。吉本という会社について知れば知るほど、そんな疑問を抱く。お笑い文化を担うこの会社がやっていることは笑えないことばかりだ。
スクープ! この会社、ヤバくないですか? 役員が「お前らの支店の前、街宣車で怒鳴りちらしたろか!」
吉本興業と闘った三菱東京UFJ銀行「恐怖の記録」

いきなり机を蹴り上げた
「なんや、お前がウチに来とって、挨拶もなしか、コラア!」

 男はそう叫ぶと、いきなり机を蹴り上げ、パイプ椅子を壁に叩きつけた。慌てて止めに入った秘書に、男は大声で言った。

「おい、いますぐビデオカメラ持ってこい。こいつらの動画、ユーチューブで流したる!」

 五十近い男の、幼児性をともなう激しい暴力。この人は普通じゃない――その場に居合わせた者は全員、凍りついた。

 場所は東京・神田神保町に当時あった、吉本興業東京本部の会議室。暴れている男は吉本興業の取締役にして、経営・財務戦略本部の本部長を務める人物・A氏である。

 そして怒鳴られ、脅されているのは、日本最大のメガバンク・三菱東京UFJ銀行の行員二人。彼らがA氏に抵抗する素振りはない。抵抗する術すべがない、と言ったほうがいいかもしれない。














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