厚生労働省のエイズ動向委員会は24日、2011年に新たに報告されたエイズ患者は473人だった、と発表した。前年の469人を上回り、2年連続で過去最多を更新した。症状が出ていないHIV感染者の報告も過去4番目に多い1056人で、高い水準が続いている。
患者の内訳は男性440人、女性33人。感染経路は異性間の性的接触が124人、同性間が262人などだった。保健所などでの検査件数は08年をピークに減っている。岩本愛吉委員長は「感染の段階で分かれば治療で発症を防げる」と検査を呼びかけた。
また、統計を取り始めた1985年以降、患者と感染者の累計が今年3月までに延べ2万人を超えたことも明らかにした。