按摩とマッサージ
按摩というと、目の悪い方が行うマッサージというイメージが、日本人にはあると思いますが、なでる、もむ、圧迫する、引っ張るといった刺激によって体の痛い部分や凝った部分をほぐす、という技法になります。
マッサージは心臓に向かって一定方向にむかって施術を行いますが、按摩は手で心臓から遠い方向に向かって施術を行うという方法になります。同じような圧迫やほぐすという行為でも、全く違う方式ということがわかりますね。
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現在は、両方を組み合わせることでよい部分を引き出しながら行うというのが一般的なようです。もみほぐす、なでる、圧迫する、さする、震わせるという方法で行いますが、人それぞれ、感じ方が違いますから、その方にあった強さで行います。始めていった治療院等でも、体に触っただけで、痛みがある部分がわかったり、しびれがある部分がわかったりしますね。
手の感覚がものをいうという職業でもあるので、目の見えない方がこの職業に就くことも多いようです。