古代からの贈り物アーユルベーダ
アーユルベーダという名前だけなら、聞いたことがあるという方、多いと思います。エステやマッサージなどを行っているところでも、この名前を使っているところがありますね。
本来、予防医学として考えられてきたこのアーユルベーダ。古代インド文明から伝承されてきたもので、現在、世界保健機構、つまりWHOが病気予防医学として正式に推奨しているものなのです。病気を治療するというだけではなく、病気にならないための体を作り出すということ。
自分の体をよく知って、健康を増進させるということで行われています。体を構成するエネルギー、ドーシャが乱れることで病気になるという考え方があり、子の乱れは脈で見ます。男性の場合右手、女性の場合左手の脈を3本の指でみます。
生命エネルギーのヴァータ、ビッタ、カバの三つが増加してしまうと病気になるという考えがあります。ヴァータが強いという方は、体を冷やさないように、またカバが強いという人は運動をおこなうように、といった感じでそれぞれにやり方が違うのが特徴でもあります。オイルを使ったデトックス、マッサージとして有名なヂロダーラも独特なものです。