接骨とは何?
最近は柔道整復師の資格を取得する人が多くなっていると聞きます。同じ系統の資格の場合、民間資格なのですが、柔道整復師は国家資格。最近では保険診療もそのまましてくれるところがあります。
この柔道整復師が行うのが、接骨。柔術や柔道を行う方々が代々後世に伝えてきた技術で、西洋医学的知識に基づいた療法です。西洋医学的にといっても、保存療法ですから、手術などは行いません。
スポーツ障害や骨折、捻挫、肉離れなどの外科的な障害に対して、徒手によって治療を行います。脱臼や骨折という場合には、応急の措置以外、医師免許を持っている方が同意しないと治療はできないようです。
以前は手の技術によっておこなう治療ばかりでしたが、最近では、超音波や低周波などの科学的根拠が実証された電気による療法なども併用して行われるようになってきています。外科的に治すというよりも、人間が元から持っている自然治癒力を活かした治療を行うのが、接骨です。