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カナダ 緊急着陸の旅客機破片落下か5月29日 11時48分
カナダのトロントから成田に向かっていた旅客機が、離陸直後にエンジンのトラブルのため空港に引き返し、緊急着陸しました。乗客乗員にけが人はいませんでしたが、空港周辺では金属の破片が落下したという情報が複数寄せられ、警察が関連を調べています。
緊急着陸したのは、カナダのトロント国際空港から成田空港に向かっていたエア・カナダのボーイング777型機です。
旅客機は、現地時間の28日午後2時すぎ(日本時間の29日午前3時すぎ)、トロント国際空港を離陸した直後、両翼のエンジンのうち片方が停止したため空港に引き返し、緊急着陸しました。エア・カナダによりますと、旅客機には乗客・乗員合わせて334人が乗っていましたが、けが人はいないということです。現在、カナダの運輸当局がトラブルの原因を調べています。
一方、空港周辺では金属の破片が上空から落下してきたという複数の情報が地元の警察に寄せられ、破片を見た女性は「金属製で、とても熱くて触れなかった」と話しています。
これまでのところ、落下した破片でけがをした人はいませんが、空港周辺に止めてあった車の窓ガラスが割れるなどの被害が出ているということで、警察が旅客機のトラブルとの関連を調べています。
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