西北農林科学技術大学張書記一行日本訪問(2012年5月6-12日)
西北農林科学技術大学張光強書記をはじめ、同大学四つの学部の学部長及び国際交流センター副主任など一行7名は、5月12日をもって、日本訪問・視察が成功裏に終了いたしました。同訪問・視察は私どもアジア現代経済研究所が主催し、5月6日から一週間に渡り繰り広げられたものです。
同代表団日本訪問・視察の中で、宮崎大学や東京大学、千葉大学、北海道大学、帯広畜産大学など日本の国立大学の表敬訪問や提携関係についての意見交換などを行ったほか、農林中金総合研究所や宮崎県農業試験場、日本農林水産省植物工場千葉大学拠点など官庁を訪問し、関連施設を見学・視察しました。また、コスモ石油株式会社や日本国内初の盆栽専門ギャラリー「銀座森前」、北海道大平畜産工業株式会社など日本の大手会社や関係会社なども訪問し、同の中国へのビジネス展開についての情報交換も行いました。さらに、張書記一行は東京大学の留学生と交流会が行い、留学生の日本での学習や生活を聞きながら、将来帰国して、西北農林科学技術大学での就職を誘いました。
今回、西北農林科学技術大学は日本訪問により、日本の国立大学との交流を深め、連携関係を結ぶように前向き進んでいます。また日本の先端的な農業技術や有効な農業金融システム、農協体制などについて認識を新たにするとともに、日本の進んでいる畜産業(特に牛)や植物工場プロジェクトなどについて日中の協力・共同研究などについても意見交換をしました。そして、コスモ石油株式会社や北海道大平畜産工業株式会社など日本会社との情報交換は、中国で新たに事業展開するための日本の会社にとっても、中国側の経済開発・発展にとっても、有力なつながりができ、お互いに非常に役を立つと期待されています。 さらに、西北農林科学技術大学は農林中金総合研究所と共同研究について、また同動物科学院(昝林森副院長)は、北海道大平畜産工業株式会社(川合昭夫代表取締役)と、両方とも連携合意書を調印しました。