ニュース詳細
米原潜で火災 消防士4人けが5月24日 13時5分
K10053447411_1205241508_1205241516
アメリカ北東部にある海軍の基地で、整備中の原子力潜水艦から火が出て消防士4人がけがをしましたが、原子炉は稼働しておらず、放射性物質が漏れ出したという情報はありません。
アメリカ北東部のメーン州にある海軍の基地で、23日夕方、原子力潜水艦の内部から火が出ました。
現地からの映像では、黒い煙が出続ける原子力潜水艦に消防士たちが水をかけて消火に当たっている様子が映し出され、AP通信によりますと、これまでに消防士4人がけがをしたということです。
火災が起きたとき、この原子力潜水艦では整備作業が行われていたため、原子炉は稼働していなかったということで、今のところ放射性物質が漏れ出したという情報はありません。
また、搭載されていたミサイルや魚雷などは、すべて撤去されていたということです。
アメリカ海軍によると、火災が起きた原子力潜水艦は、1990年に就役した「ロサンゼルス級」の攻撃型の潜水艦で、ことし3月からメーン州の基地で、整備や設備の一部を更新する作業が行われていました。
[関連ニュース]
|
[関連リンク] |
|