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県政ニュース

東(あずま)川地下河川の竣功及び記念式典の開催について

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月28日更新
部局名: 県土整備部
課所名: 河川砂防課
担当名: 新河岸川・荒川下流域担当
担当者名: 石田、濱田
内線電話番号:5143
直通電話番号: 048-830-5143
Email: a5120@pref.saitama.lg.jp

 所沢市を流れる東川では、沿川の浸水被害を軽減するために、平成7年度から本川の地下を流れる地下河川の整備(延長2.5km)を進め、このたび竣功しました。

 これにより、洪水時に安全に流すことができる水の量は最大3.5倍となり、沿川の治水安全度は大幅に向上します。

 また、地下河川はシールドトンネル方式で造られた大きな地下トンネルであるため、地上部本川の水辺空間はそのまま保全され、東川周辺の自然環境や親水機能が維持されています。

 この竣功を記念して、平成24年6月2日(土)に所沢市中央公民館において式典を行います。

 なお、式典会場の外の広場では、埼玉が誇る全国ブランドである「コク、旨み狭山茶」の試飲・販売、「みどりの再生」を目的とした「一人一本植樹運動」の一環としてブルーベリーの苗木の配布(限定500本)、重松流(じゅうまりゅう)祭囃子の披露及びパネル展示等による県河川事業の紹介を行います。

 どなたでも是非、お気軽に御参加ください。

 

1 事業概要

 ○ 東川は、埼玉県西南部の狭山湖付近を起点とし、所沢市の中心市街地を流れ柳瀬川に合流する流域面積18.1km、延長12.6kmの一級河川です。

 ○ 市街化の進展に伴い過去には度々浸水被害が発生しており、平成4年7月の集中豪雨では床上浸水家屋34戸、床下浸水家屋44戸(計78戸)の浸水被害が発生しました。

 ○ この被害状況をふまえ、平成7年度から平成16年度まで地下河川の第1期区間の整備(延長1.2km)を行い、平成16年度の出水期から暫定的に約17,000㎥の雨水地下貯留管として効果を発揮しました。

 ○ 平成17年度から第2期区間(延長1.3km)の整備を進め、このたび、地下河川全区間が竣功し、今年の梅雨時から地下河川として機能を発揮します。

 

【事業の内容】

  事業延長:2.5km

  地下河川概要:第1期区間 延長1.2km シールド内径 φ4,000mm

            第2期区間 延長1.3km シールド内径 φ5,200mm

  事業費:約120億円

  事業年度:平成7年度~平成24年度

  事業区間:加美橋下流(所沢市牛沼)~弘法橋下流(所沢市金山町)

 

2 竣功記念式典について

  埼玉県(川越県土整備事務所)主催による竣功記念式典を行います。

  日 時:平成24年6月2日(土)午前10時00分~

  場 所:所沢市中央公民館 多目的ホール