指原莉乃（AKB48） vs 乃木坂46 “同発対決”は乃木坂46に軍配

■乃木坂46 1位（15.6万枚）、指原 2位（12.4万枚）

　5／14付オリコン週間シングルランキングでは、先週5／2にシングルを同時リリースした、AKB48の指原莉乃と“AKB48の公式ライバル”乃木坂46が激突した。

　デイリーランキングの首位数では、指原のソロデビューシングル『それでも好きだよ』の5日（5／2付〜5／6付）に対し、乃木坂46の2ndシングル『おいでシャンプー』が1日（5／1付）と、指原が乃木坂46を上回ったが、週間売上対決は、乃木坂46が指原に初日（5／1付）でつけた5.4万枚のリード（乃木坂11.1万枚・指原5.7万枚）がものをいい、乃木坂46が勝利。乃木坂46の初週売上は15.6万枚で週間ランキング首位、2位となった指原の12.4万枚（シングルランキングへのランクイン対象規定は4曲までで、5曲収録の『劇場盤』は含まず）を3.2万枚上回った。

　今回、乃木坂46はデビューシングル『ぐるぐるカーテン』（今年2月発売）で記録した最高位（2位）と初週売上（13.6万枚）をともに更新し、初の首位に。リリース2作目での初首位は“ライバル”AKB48の22作目（シングル『RIVER』／09年10月発売）を大きく上回るもので、今年デビューの新人アーティストとしては首位獲得一番乗りとなった。

　一方の指原莉乃は、12年ソロアーティストのデビューシングルとしては渡辺麻友『シンクロときめき』（今年2月発売）の初週12.3万枚を上回るトップの初週売上を記録。AKB48からのソロとしては、板野友美（昨年2／7付・2位）、前田敦子（昨年7／4付・1位）、渡辺麻友（今年3／12付・2位）に次いで4人目のデビュー作TOP3入りとなった。なお、今回の乃木坂46、指原と“48グループ”による週間シングルランキング1位、2位独占は今回が初となる。


■生駒里奈さん（乃木坂46）、喜びのコメント

「正直とてもびっくりしています。デイリーの結果が出たときも信じられなくて…
　今回の結果を知って、普通の女の子だった私達がアイドルになったんだ、成長してるんだと実感できました。
　でも私達の力だけではありません。
　ファンの皆さん、そして家族、スタッフの方々がいてくれたから、私達は今乃木坂46としてここにいることができるんです。
　みなさん本当にありがとうございます！
　ですが、乃木坂はまだまだ上り坂のスタート地点に立ったばかりです。
　立派なアイドルになれるように一生懸命頑張ります!!これからも応援よろしくお願いします。」