トップページ科学・医療ニュース一覧3号機付近でセシウム137
ニュース詳細

3号機付近でセシウム137
5月28日 22時15分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、27日に採取された海水に含まれる放射性物質の測定で、3号機付近で、再びセシウム137が検出されましたが、これ以外は大きな変動はありませんでした。

福島第一原発の周辺では、東京電力が、去年4月と5月に高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、海水の測定を行っています。
27日、2号機の取水口付近で採取した海水からは、セシウム134が国の基準の0.63倍の1cc当たり0.038ベクレル、セシウム137が基準の0.62倍の1cc当たり0.056ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が国の基準の1.4倍の0.086ベクレルで、セシウム137は基準の1.2倍の0.11ベクレルでした。
3号機付近で再びセシウム137が検出されましたが、これ以外は大きな変動はありませんでした。一方、27日に福島第一原発の沿岸2か所で行われた調査では、南放水口付近で放射性セシウムが検出されましたが、基準を大きく下回りました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ