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「東北六魂祭」に24万人余
5月27日 20時36分

「東北六魂祭」に24万人余
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東日本大震災からの復興への誓いを込めて東北6県を代表する夏祭りを一堂に集めた「東北六魂祭」が26日と27日の2日間、盛岡市で行われ、予想を上回る24万人余りが訪れました。

「東北六魂祭」は、東日本大震災で犠牲になった人たちへの追悼と復興への誓いを込めて、去年の仙台市に続いてことしは盛岡市で行われました。
27日の正午からは、26日に続いて青森のねぶた祭や秋田の竿燈まつりなど東北6県を代表する祭りのパレードが行われました。
このほか、メインステージの岩手公園では、津波で被災した岩手県と宮城県の沿岸地域の伝統芸能が披露されました。
このうち、岩手県宮古市の山口太鼓では20人が息の合ったバチさばきで会場を盛り上げました。
また、宮城県南三陸町の行山流水戸辺鹿子躍では、鹿の面を付けた舞い手が全身を大きく使った荒々しい踊りを披露しました。
最後に出演者や地元の高校生、そして観客などが「ふるさと」を合唱し、東北の復興を願って祭りは閉幕しました。
主催者の発表によりますと、2日間で予想より4万人多い24万人余りが訪れたということです。
勤め先が津波で流された大船渡市の男性は、「被災地の伝統芸能も力強くて元気をもらいました」と話していました。

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