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危険物扱う施設 火災・事故が増加5月28日 5時43分
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工場やガソリンスタンドなど、危険物を扱う施設で起きた火事や事故は、去年1年間で580件余りと前の年より10%近く増え、総務省消防庁は、設備の維持・管理を適切に行うよう呼びかけています。
総務省消防庁のまとめによりますと、去年1年間に、可燃性のガスや石油など危険物を扱う施設で起きた火事や事故は、東日本大震災の被害を除いて全国で585件あり、山口県周南市の化学工場の火事などで合わせて3人が死亡しました。
発生件数は前の年を10%近く上回り、平成に入って3番目に多くなりました。
全体の400件近くは可燃性のガスや液体などが漏れ出した事故で、このうち3分の1余りは、老朽化による配管などの腐食や劣化が原因でした。
このため、総務省消防庁は、危険物を扱う全国の工場やガソリンスタンドなどに設備の維持・管理を適切に行うよう呼びかけました。
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