ＴＥＡＭ☆ＲＥＳＣＵＥ「無双」の巻！
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２週に渡り、スノータウンイエティにて、一番、黒一番の滑走テストを、無双ベースのスキーとパラフィンベースのスキーでそれぞれテストを行いました。 御存じのとおり、このスキー場は、この時期は、アイスクラッシャーにより粉砕された細かい氷を敷き詰めてゲレンデを作っております。 日本一オープンの早いスキー場とふれこみのあるとおり、莫大なお金が雪作りのために投資されております。もう少し気温が下がれば、スノーマシンも活用するのですが・・・。 天然雪の少ないこの辺りでは、贅沢なお話です。スキー場に感謝しなければいけませんね！ 今会お世話になった、パトロールの皆さんと、宮下主任！ いつも、お世話になっております。今シーズンもよろしくお願いします。 例年よりも気温が高く、雪質の変化も当然激しいです。 長―い緩斜面が続くゲレンデ構成ですが、急斜面ハイスピードを想定したトレーニングもしていかないと、滑りの弱さが強化されません。ゲレンデ状況によりますが、オールナイト営業日翌朝、７時〜９時までが、狙い目ですね！ ２週とも、一番では、中間の緩斜面において、深めのターンをすると減速してしまい、思うようなトレーニングとはいきませんでした。 特に、雪が性質上、圧雪されない部分がスキーが埋まり、そこでの深回りのターンをすることで、当たり前のように減速してしまいます。 内心、滑らない訳ではないので良いかな？とも思っていましたが、そこは、レスキューテスターとして、妥協出来ないところです。 今シーズンから発売されている黒一番をササッと塗り、滑りだしてみると・・・後悔しました。ここまで、３本滑っていましたから、３本分もっとスキーの性能を生かしたトレーニングが出来たかと思うと・・・。 「うひゃひゃひゃひゃ！」・・・すみません、心の声です。 こんな雪だまりまで、滑らせてしまうのですね！ スキー仲間のA夫妻にもお願いしてテストさせていただくことに・・・ 他にも、スキーヤーのNさんにもお会いでき、ボードでは、サル軍団のM元さん、MARさんにご協力いただきました。 皆さん、貴重なご意見、ありがとうございます。 全員、良く滑る！これが一致した意見でした。 しかし、問題はここからです。 �� ２名のスキーには、ベース＆滑走ワックス「無双」を使用したもの。 �� 他の２名は、パラフィンベースの滑走ワックス（市販メーカー）を使用したもの。 �� 他の２名は、殆ど、ワックスの効いていないスキーへ塗ったもの。 最初の３本目（約３ｋｍ）で、スキーが急激に滑らなくなったのが、��番のパラフィンベースのワックスを塗ってあったスキーの２人でした。 次に、��の殆どホットワックスの効いていない２人は、３本目あたりから判らない程度に滑る感覚が薄れていき、６本目終了時点で、改めてスキーが滑らなくなっていることに気がついたそうです。 �� の「無双」を使用したスキーに一番適当に塗ったにもかかわらず、３本目終了時点から僅かに鈍りはじめるのがわかりましたが、そのまま１０本まで持続しました。 １０本終了後もまだまだ、外のスキーと比べると滑走性は維持されています。 ２週に渡り、朝、昼、ナイターとテストしましたが、ナイターでは、極の方が初速が速くなるような感じがしましたが、後半は、どちらかというと一番の方が滑るような印象を受けました。 今回の個人テストの結果、結論的には、レスキューシリーズには、絶対に無双は必要です。 ＊勿論、様々な取組の違うスキーヤー、スノーボーダー達により、各地の状況や条件の違う場所での膨大なデータ収集の一部となります。 ジャンルは問いません。なんと、南極大陸においてもテストが実施されております。 ホットワクシングが出来る方には、無双をかける事をお勧めいたします。 １回１５分でかけられて、効果は、約７日程度。毎日滑られる方のデータなので、週末のみ滑られる方は、約１月は持ちそうです。当然、無双の効果を切らさないようにするには、２週間に１度程度塗ることが良いのですが、上記のテスト結果のとおりワックスなしでも滑らせてしまうので、滑らなくなって困るようなことはありません。 ちなみに、僕がこの無双の開発テストに参加した３年前の事ですが、耐久性について担当させていただきました。シーズン最初に１回、２月末に１回・・・計２回のホットワクシングでした。 スキーは、白くケバダチの様に見えますが、一向に滑るのでそのまま大会に出場していました。 ソールのためには、良くない事だとは思っていますが、今から５年前のこのスキー、今でもトレーニングに使用しています。５年も使えば、十分でしょう！ 無双のワクシングは、ＨＰでも動画で載せてあります。
夏の間から、一生懸命滑るスキーを作るため、柔らかいワックスを塗り、色々な方法で、ソールの隙間に入れ込み、３〜４種類のワックスを徐々に硬いワックスへと変えて仕上げる本番用のスキーは、たしかに滑ります。しかし、本番用です。そのまま最初の状態がそう長く続く訳ではありません。成分がパラフィンなので、ワックスの消耗は、とても早いです。僕は、スノーのオフシーズンは、グラススキーがメインです。 チーム内のジュニアコーチと自ら現役で試合に出場、更には全国規模の普及活動等・・・上記の様なワクシング作業は到底出来ません。 無双は、最後の硬いワックス以上の高度のワックスをたった１５分でかけることが出来る。それも何回もです。嬉しいですね！ 何故可能かというと、ソールに限りなく近い素材なので、とても相性が良いのです。 ソールの無数のミクロ単位の穴や隙間に入らない事を気にされる方もいますが、基本、ワックスは落ちます。素材が違うもの同志なので、浸透といっても、素材が結合する訳ではないので、そこにワックスを入りこませることとなります。 無双は、結合力が強く、浸透を狙うより、表面をコーティングすると理解された方が、解りやすいです。素材同士の結合力が強いとでもいいましょうか？ 原理が違うといいましょうか？ 例えれば、車用のワックスの進化について思い浮かべてください。 昔は、カルバナロウといったロウ成分により、厚く表面に塗る事によって、塗装本来の透明性や、輝きを作り出していました。奇麗ですが、耐久性がないので、毎週や、月に一度塗らなければなりませんでした。 現在では、５年間保証！といった、コーティングが主流です。 当然お値段は張りますが、現代社会の忙しさと引き換えに心豊かな生活を送るためには、当然のごとく、後者を選びますね。 車は、見た目と塗装の保護が目的ですが、スキーは、ソール側の通常見えない部分に使われます。スキーにおいては、後者の方がワクシング回数も激減することから、労力、ワックス代の大幅な節約となります。空いた時間と、労力の使い道は、このブログをみていただいている、貴方様次第です。 |
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お〜 テスト結果ですか。
昨年、頂戴した無双があるので実践してみます。
黒一番も手に入れなくては！
今月２３日の大会は、開催するかな？
2009/12/9(水) 午後 7:22 [ ﾈﾓﾈﾓ ]