大村の住居侵入:大村署員、婦女暴行目的か 女性に3週間のけがも /長崎
毎日新聞 2012年05月28日 地方版
大村市で同僚の女性警察官(27)方に侵入したとして逮捕された大村署交通課巡査長、岡田章英容疑者(30)が、婦女暴行目的で侵入したとみられることが分かった。長崎県警は27日、逮捕容疑の住居侵入に強姦(ごうかん)致傷を加え、岡田容疑者を長崎地検に送検した。県警によると、容疑を大筋で認めているという。
県警によると、岡田容疑者は25日午後6時ごろ、同市富の原2のアパート2階の女性の部屋に侵入。室内で待ち伏せし、約1時間後に帰宅した女性に室内で襲いかかったが抵抗され、もみ合いになった際に首に全治約3週間のけがをさせたとしている。
県警は26日未明、岡田容疑者の逮捕を発表した際、侵入目的などについては明らかにしていなかった。この点について、県警捜査1課は「事件直後、女性警察官は動揺が激しく、詳しい状況を聴けなかった。その後、具体的な状況が聴き取れたことから容疑を追加した」と話し、今後、侵入した経路や動機について詳しい調べを進める。【梅田啓祐】
〔長崎版〕