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レスリング女子W杯 日本が優勝
5月27日 17時43分

東京で開かれていたレスリング女子の国別対抗戦、ワールドカップの決勝で、日本がロシアを破り、6年ぶり6回目の優勝を果たしました。
日本は27日の決勝でオリンピック代表の伊調馨選手や小原日登美選手などが順当に勝って5対2で優勝を決めました。
その一方で、55キロ級の吉田沙保里選手が敗れたほか、72キロ級の浜口京子選手もフォール負けを喫するなど、、ロンドンオリンピックに向けて不安も残る結果となりました。

吉田選手の連勝「58」で止まる

ロンドンオリンピック、レスリング女子55キロ級で3大会連続の金メダルを目指している吉田沙保里選手は、27日、行われた国別対抗戦、ワールドカップの決勝の試合でロシアの選手に敗れ、公式戦の連勝が「58」で止まりました。
吉田選手は27日、世界ランキングの上位8チームで争われる国別対抗戦、ワールドカップの決勝のロシア戦に日本チームのメンバーの1人として出場しました。
試合は7階級で争う団体戦で、日本は4人の選手が続けて勝って6年ぶりの優勝を決めたあと、55キロ級の吉田選手が5人目の選手としてマットに上がりました。
しかし、吉田選手は相手の19歳の選手に得意のタックルを仕掛けられないまま敗れ、2008年1月のワールドカップ以来となる黒星を喫しました。
これで吉田選手の公式戦での連勝は「58」で止まりました。
試合後、吉田選手は「オリンピックに向けて足腰が強い選手にパワー負けしないようにしてロンドンでは笑えるようにしたいです」と涙を拭いながら話していました。
この決勝では72キロ級の浜口京子選手もフォール負けを喫し、ロンドンオリンピックに向けて課題を残しました。

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