金額と現在価値
だれでもが将来のことを考え、まただれもが現在のお金がより多くの利益をうみ出したらいいな、と考えています。
インフレで物価が上昇するかもしれませんし、今の自国通貨がこれから世界的にみて価値を減らすかもしれない、そうなると色々な部分に分散してそうしたリスクに備える、そして裏をかえせばチャンスを掴まなければいけません。
一番簡単なたとえが定期貯金ですが、一定期間おろさないことを条件に、その預けているお金に利子がつくことです。これこそが時間の価値です。もしあるものに投資してそれがより利益をうむのであったら、その利益率より低いローン契約があればそうしたローンの金利を払いながらでも十分利益がでます。
それを不動産におきかえるとどうでしょう。現在価値以上により資産価値がある土地や建物に安い金利の住宅ローンを使うのは理にかなっていると思いませんか。一つの投資対象として家を考えるとき、それはおそらく銀行にお金を預けているよりリスクは多少は高いかもしれません。
でも銀行だってつぶれるリスクやどこまで預金額が保障されるかによっては不動産よりリスクが高い場合だってあるのですから、現金を保持することは気分的にはいざという時の備えがあって楽と思うかもしれませんが、将来の価値を生み出す元手をそのまま腐らせているのはもったいないでしょう。今の1千万が10年後同じ1千万の価値があるとは限らない、そのことを十分認識して積極的に不動産の取得に乗り出してみましょう。