インターネット情報で物件選び
賃貸物件などの情報は、インターネットが雑誌などを大きく引き離しているという現状があります。インターネットで探すか、直接不動産屋に出向いて探すか、どちらかであるということですが、インターネット調査でも賃貸不動産物件に関するユーザー動向がわかってきたといいます。1000人のうちでも賃貸物件に住んでみたことのない人は全体の3割が経験がないということで、なかでも20代ではその傾向が顕著にでているようです。
また、不動産物件探しでは、不動産屋が66.6%インターネットが64.2%と、雑誌などの17.6%など比べるとかなり違いがはっきりと表れているようです。年齢的にも20代と30代を比べた場合には、20代の方がネットの利用率が高く、雑誌とネットを比べてもても、ネットの方が優勢であるということです。
そして物件を選ぶ場合には、何を基準にするかということでは、「家賃」「場所」「間取り」の順が上位を占めています。また、「風呂・トイレ」などという項目にも集中しているということがわかりました。そして、若い人には風呂にトイレのついたものは、あまり支持されていないということがわかります。
インターネットで不動産の物件選びが多くなったということで、「入居してからトラブルにあったか?」という質問に関しては、70%くらいの人が「トラブルの経験なし」でしたが、「近隣住民とのトラブル」では、11.8%と低い水準でトラブルがあったということです。「入居前との差異」や「不動産屋とのトラブル」「退去時のトラブル」「契約や金銭」に係るトラブルもいずれも低い水準となっているようです。