マイホーム購入と消費税

マイホーム購入と消費税

マイホームを購入する場合には、いくつかの税金がかかってくるといいますが、住宅価格に消費税という形でついてくる税金もあるということです。このうち住宅価格と土地価格というものがありますが、消費税がかかるのは建物価格だけで、土地価格には消費税はつかないということがあります。

 

 

そして、マンション購入などにも、建物と土地を区分けして考えることもないために、建物部分にしか課税されないことを知る機会も少ないということもあります。広告などに掲載されている住宅価格には、建物分の消費税が含まれているので、住宅購入の際には、自分たちがいくら消費税を払っているのか意識していない人たちも多いということです。

 

 

住宅を購入する際の消費税は、原則物件の引き渡し時点で課税されるということがあります。契約から引き渡しまで1年以上かかる場合も少なくないということですが、契約時点では、5%の消費税であったものが、引き渡しまでにアップするということも考えられるかもしれないということですね。そうなると予定外の出費に見舞われる心配が出てくるということです。

 

 

また、土地には消費税がかからないということもありますが、新築住宅には課税される消費税も、中古住宅(個人間売買)にも全くかからないということがあります。そしておなじ中古住宅の売買でも「宅建業者など」が取引相手となる商行為では、一様に消費税が加算されるということがあります。それは、事業法人に比べると、個人は租税を負担する力が低いために、課税条件に配慮することで、不公平感を解消する狙いがあるということです。