住宅を建てるための土地
住宅には、住宅を建てるのに適した土地があるということです。建売などの住宅を買う場合には、出来上がっている住宅を買うことになりますが、敷地の地盤は出来上がった状態ではわからないということがあります。そんな場合には、近くに工事現場があれば見に行くこともいいし、基礎工事の段階で現場を見ることができれば非常に参考になるということがあります。
造成地域などは、区画整理などのためや、擁壁・車庫などの工事を行うということがあり、もともとの地盤を掘削しているので地盤が弱くなっているということがあります。造成地域の建売では、地盤改良がなされていないことが多いので注意が必要であるということですね。また、前に住宅が建っていた場合なども基本的には、掘削されていますのでそのために地盤がぬかるんでくることも多いので注意が必要です。
また、大きな木や植木があった土地も注意が必要だということでしょう。大きな木は、根っこが非常に地中深く伸びていて、家を建てる場合にその根っこまで抜いてしまうことで、引き抜いた部分に水が回るということがあります。それで、地盤が緩くなっているということがあるので注意が必要です。
住宅基礎に適した土地とは、土地が道路よりも極端に高い場合や低い場合、土地の全面道路が傾斜地になっている場合など盛り土をしている場合が多いので注意することです。盛り土の行われた敷地は、地盤調査を行って地耐力を調べて、地盤改良などの工事を行わなくてはいけません。