街並みに馴染む家
地震大国であるがため、日本の建築技術というのは世界で誇れるだけのものがあります。
ですから、数十年、いや、百年は安心して住めるぐらい丈夫で長持ちします。
中古住宅が長く愛されるためには、まずは基本の耐久性がとても大切となってきます。
しかし日本の場合は、これは基本的にクリアーされているものと考えられます。
2000年の建築基準法に基づいた建築、耐震工事がなされていればまず問題はないでしょう。
日本において中古住宅がより愛されるために必要なのは、そうです「街並みに馴染む家」ということが一つの鍵になると考えられています。
日本人は「街並み」というのをとても大切にします。
例えば京都の歴史ある街並み。
日本人は大好きです。
あの街並みにある古い建物にはたいていの人が憧れを持つはずです。
しかし築年数が同じであるにも関わらず、街並みからはずれた場所にあるというだけで、それはただの古い家となってしまうのです。
そういった環境の整備を国全体で作っていかれるといいなと思います。