おとり広告に注意!
高級賃貸物件を探す上で気をつけなければならないのが、おとり広告です。
おとり広告とは、顧客の注意を引きつけるために掲載している非常に格安・優良な物件のことです。
顧客は、広告を見て「これはいい!」と思って電話したり、不動産会社へ来店するのですが、すでに契約が決まったとか言って、別な物件を紹介するわけです。ハッキリ言って悪質な手口で、景品表示法の規定に違反しているとして公正取引委員会が排除命令が出たこともあります。
しかし、すべてが排除されてるわけではなく、現在でもおとり広告を利用している不動産会社は少なくありません。
特に最近ではインターネットで物件を探せるようになり、便利になっていますが、なかにはおとり広告もあるので注意が必要です。
不動産会社の人たちは接客のプロですから、ひとたび店内まで足を運ばせれば、あとは口先八丁で丸め込むことが出来ます。詐欺まがいの手口ですが、ペテンに掛けられた方は最後まで騙されたと気付かない場合が多いです。
先に決まったんなら、代わりの物件でしかたがないと思ってしまいますよね。
実はそんな物件はおとりで、最初からなかったとは考えつきません。
ただし、「先に決まった」と言われたからと言って、相手がかならずしもおとり物件を使ったとは限りません。
実際に存在していても、本当に優良ならすぐ決まってしまいますからね。
その辺も、おとり物件のたちが悪いところでしょうか。完全な規制ができないわけです。