国会事故調:枝野氏「情報集約で反省」参考人招致で認める
毎日新聞 2012年05月27日 21時56分(最終更新 05月28日 00時49分)
菅氏が自身の「アドバイザー」を相次いで内閣官房参与に任命したことには「各省の情報とは別のアンテナがないと『裸の王様』になってしまう」と擁護したが、「政治的にプラスとは思えない参与を公式任命することには反対した」とも述べた。【笈田直樹、岡崎大輔】
◇枝野氏の主な発言◇
・情報を十分に集約し、予想、想定ができなかったことを反省
・東電の清水正孝社長(当時)から全面撤退方針を電話で伝えられたと認識
・菅直人首相(当時)の原発視察と内閣官房参与の任命には反対した
・炉心溶融(メルトダウン)の公表を遅らせる指示は出さなかった
・米国の原子力専門家を官邸に常駐させるよう要請されたが断った