高層、超高層マンションについて
先の東日本大震災で、いかに日本の建物が地震に強く建てられているかが照明されました。
地震によって倒壊したような高層ビル、マンションがまったくなかったのもそれを裏付けています。もしずさんな建築法で知られている他国にこれだけの地震が襲ったらいったいどうなっていたのかと思うと大変恐ろしい思いです。しかし福島の原発事故もあり、日本の住まい環境や環境に対する考えは180度かわってしまいました。
もはや安全神話に頼ってばかりもいられず、自分の身は自分で守る必要があるということです。高層マンション、超高層マンションでもしエレベーターがつかえなかったら、また液状化によって共有スペースなどになんらかの不具合が出たら、などいままでは問題ないと思ってきたことに対してより適切で具体的な話し合いを持つ必要がでてきたのです。
確かに高層マンションから見える景色はすばらしいですし、そのリッチな外観、そして十分な間取り、セキュリティの面やときに利用できるコンシェルジュサービスは快適なものですし、日本の免震、耐震の機能はすばらしいものですが、まずは本当に災害時やいざというときにしっかり自分を守ってくれる物件かどうかを見極めたほうがいいでしょう。耐震偽装の問題がクローズアップされていて、むしろそれゆえに助かった方も多かったことでしょう。とくに不具合が出やすいのは、電気系統と水です。災害時にそうしたライフラインをどのように確保するかが高層マンションに暮らす上で大事ではないでしょうか。