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計画停電 具体的実施方法を来月公表へ
5月28日 6時16分

計画停電 具体的実施方法を来月公表へ
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政府と、この夏の電力不足が懸念されている関西電力など4つの電力会社は、需給がひっ迫した場合に備えて準備している計画停電について、具体的な実施方法を来月中旬をめどに示す見通しです。

政府がまとめたこの夏の節電対策で、特に電力不足が懸念される関西、九州、北海道、四国の4つの電力会社管内では、万一の電力需給のひっ迫に備えて計画停電の準備をすることになりました。
これについて政府と4つの電力会社は、来月中旬をめどに計画停電の具体的な実施方法を示す見通しです。
政府の節電対策では、計画停電について1地域当たり一日1回、2時間程度を原則にするなどとしており、これに沿って各電力会社は同じ地域が何度も停電するような事態を避けるため、去年3月に東京電力管内で実施された計画停電よりも地域をより細かく区分けすることにしています。
さらに政府は主な鉄道や病院、消防など、計画停電が実施された場合でも対象から除外して送電を続ける施設についての具体的な指針をまとめることにしています。
ただ政府は、電力需給のひっ迫が予想される際には、携帯電話に最大限の節電を呼びかける緊急速報メールを送るなどして、計画停電の実施を可能なかぎり回避したいとしています。

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