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元泉署長、酒酔い運転認める 検察は懲役10月求刑
酒酔い運転をしたとして、道交法違反罪に問われた仙台市泉区泉ケ丘5丁目、元泉署長の無職高橋陽四郎被告(65)の初公判が25日、仙台地裁であり、高橋被告は起訴内容を認めた。検察側は論告で「飲酒運転を取り締まる立場だったのに安易に酒酔い運転をした。刑事責任は重大」と懲役10月を求刑し、結審した。 検察側は「多量のアルコールを保有して蛇行運転をするなど犯行態様は悪質」と指摘。弁護側は「二度と法律違反しないことを誓い、社会的制裁も受けた」と述べた。 被告人質問で高橋被告は「再就職ができなくなるなどして、いらいらし酒を飲んだ。(飲酒運転したのは)酒が入りすぎ、正常な判断ができなくなっていた」と供述。「(警察官時代の)同僚や部下にも迷惑を掛け、申し訳ない」と謝罪した。 起訴状によると、高橋被告は4月8日午後0時5分ごろ、大和町小野の町道で酒に酔った状態で軽乗用車を運転したとされる。
2012年05月26日土曜日
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