国と東電、福島第1原発4号機の燃料の一部を7月に試験取り出しへ
フジテレビ系(FNN) 5月27日(日)18時3分配信
国と東京電力は、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールにある燃料の一部を7月に試験的に取り出す計画を進めていることがわかった。原発の廃炉に向けた中長期のロードマップでは、4号機の使用済み燃料プールからの燃料の取り出しは、「ステップ2」の達成から2年以内となる、2013年12月までの開始を予定している。
プール内には、使用済みのものと、定期検査後に使用する予定だった新しい燃料のあわせて1,535体がある。
国と東京電力は、このうち新しい燃料の2体を試験的に取り出す計画を進めていることがわかった。
燃料の取り出しは、2012年7月を予定していて、建屋上部にあるクレーンで取り出し、燃料の状態を確認したうえで、保管の方法を検討するという。
最終更新:5月27日(日)18時18分