木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」

福島第一原発事故について考え続け、放射能防御を進めます。

東京の講演会は生気のない緩い雰囲気。「四歳にのう砲7個。六歳は橋本病の疑い」世田谷区。

2012-05-27 20:25:43 | 福島第一原発

 東大泉でも稲城でも講演会をおこなっていろいろ考えたことがあります。何が気になるのかというと、まず東大泉は覇気がないというか生気がないということ。とくに参加者が七十人程度という限定的なイベントであったことも影響して、いろいろと話せる場があったにもかかわらず、全体としてどんよりとした空気があって、参加者の皆さんの気力が乏しい状態がありました。これは、街を歩いている人たちでも、懇親会のファミレスの中でもおんなじような空気感を感じました。

 稲城の講演会は、会場の中から出てくる質問が、堂々めぐりしているような話が多く、最後には、いろんな危険性の話を僕がしているのに、「アップルペクチンは食前にのむのか、食後に飲むのか、どっちがいいのか」的な質問まで飛び出しました。目が点です。なにを聞きに僕の講演会にこの人たちは来ているのだろう。どこまで言わないと、この人たちには伝わらないのだろうかと。僕の意識と参加者の意識は遠ざかるばかりです。

 主催者側も迷う人も多いですし、悩んでいる人も多いです。ただし、みなさん元気がないという状態に変わりはありません。僕からみれば、だれしも、薄皮のベール一枚、向こう側にいる感じです。伝わらないもどかしさを抱えています。

 僕からみると東京の人々がせっぱつまった感じでいるのが逆にわかります。せっぱつまって、あるレベルを超えて弛緩した感じ。そして、少し感情失禁的な反応も出ています。

実はこの講演会場の前後でも、健康被害の話をはっきりと伺いました。

「三月はふつうに過ごしていた、そのあと、食事には気を付けていたけど、子供たちに細かな兆しがあった。病院で甲状腺の検査をしたところ、四歳のお子さんはのう胞が七個あった。六歳のお子さんは橋本病の疑いといわれた。自分はまだ見ていない。」という世田谷区在住の母親。思春期以降の病である橋本病が六歳で発症していることも、四歳で7個のう胞があることも、普通ではありません。お子さんの健康のためには避難は必要です。こうした疾患は、都内で普通にすごしていた子供や女性に、だれにも可能性があります。僕はとにかく、甲状腺の検査、甲状腺のエコーの検査、血液検査は関東で必要と理解しています。

 甲状腺のエコーをおこなうと、お子さんで、のう胞が見つかるケースは、他にも何ケースか伺いました。他の観点で、血液像がおかしくなければ、少しで小さいのう胞があるまでなら、大きく心配はしなくてもよいかもしれませんが、安心はできません。十五日のお昼頃の避難で、新幹線で、東京駅から避難、後からのう胞がみつかったお子さんのケース。新幹線の車内でN95マスクを外したことを、親御さんは後悔していらっしゃいました。とにかく、初期被曝の可能性がある方、子供や女性は特に確認してください。南東北や関東全域、静岡や東三河でも確認はすべきと思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

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講演会は、岡山市、広島市、呉市が6/16(日)と17(土)で新たに開催決定。

6/1() 木下黄太 講演 in 松阪】

 

 

 

「松阪における瓦礫と放射能のこと」放射性物質に繊細すぎる市民ですみません。

 

 (※「放射性物質に繊細すぎる市民」とは、市長がよく表現される言葉です。)

 

     『 ほんとに松阪大丈夫?日本の未来はどうなりますか? 』

 

         『 これから三重県はどうなるの? 』

 

 

 

日時  2012年6月1日(金) 午後6時〜8時30分

 

 

 

会場 松阪市産業振興センター  

 

三重県松阪市本町2176 (センターの3階です)

 

 (0598-26-5557)

 

 

 

    交通アクセス JR 近鉄 松阪駅より より徒歩12分

 

     ※ 駐車場が少ないので満車の際には松阪市役所(会場まで徒歩3分)

 

       又は、市民病院の駐車場(会場まで徒歩6分)へお止めください。

 

http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&om=1&oe=UTF8&msa=0&msid=107407640745811109672.00043fb858c6b2bd0219f

 

 

 

 

 

参加費 事前申し込み 1000円  当日 1300円 (小学生以下無料)

 

 申し込みと問合せ先  nanadaisaki@docomo.ne.jp

 

(電話でのお問合せ)  0598-20-8778 古川

 

 

 

※ お申し込みの際は、お名前 ご連絡先 参加人数 をご記入ください。

 

※ 小さいお子様を連れの方は、お膝の上でお願いします。

 

 

 

主催;七代先の子孫ことを考えて今を生きる会 協賛:放射能防御プロジェクト三重

 

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【6/16(土)「わたしたちが岡山へ逃げてきた理由」木下黄太講演 in 岡山】

◎日時:2012年6月16日(土) 14:00〜16:00 (開場13:30)

◎会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)
    岡山市北区春日町5-6 TEL086-233-8311

◎料金:前払い800円 当日1,000円(中学生以下無料)

◎託児:受付終了
 ※近隣の一時保育をご利用ください。すぐ近くの保育園などであるそうです。

 


◎お申込み
 http://kokucheese.com/event/index/37227/

◎お問い合わせ
 メール:info★rdp-okayama.net ★を半角の@に変えてください
 TEL:090-4170-0736 中山

◎主催:放射能防御プロジェクト 岡山

 

◎協賛:さよなら原発1000万人アクションin岡山実行委員会/あかいわエコメッセ

◎後援:岡山市教育委員会/赤磐市教育委員会/財団法人おかやま環境ネットワーク
/山陽新聞社/朝日新聞岡山総局/毎日新聞岡山支局/産経新聞社/RSK山陽放送/
TSCテレビせとうち/OHK岡山放送/FM岡山

 


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 広島にいてもひとごとではない放射能汚染
「健康にはただちに影響はない」
「基準値内だから問題ない」はほんとう?
「震災がれきを受け入れて痛みを分かち合」って大丈夫?

自らも東海村JCO臨界事故の直接取材による被爆体験があり、東日本大震災以降、独自の取材を進められ情報を発信されている木下黄太さんに現状をお聞きします。 


【6/17(日)昼 木下黄太 講演 in広島

 

     

 

     13:00~15:00 (開場12:30)広島市南区民文化センター2階 スタジオ
     広島市南区比治山本町16-27 082-251-4120

 

広島会場申込:http://kokucheese.com/event/index/38422/

 

 

 

 

 

 

 

【6/17(日)夕 木下黄太 講演 in呉

 

 

 

 

 

 1830~20:30(開場1800)呉市広民センター5階広公民館大会議室

 

 呉市広古新開2丁目1-3 0823-71-2151JR新広駅前)

 

 

 

  呉会場申込:http://kokucheese.com/event/index/38324/

 

 

 

 

 

◎参加費両会場ともそれぞれ:前売り900円  当日1200円
 ※申込サイトでご予約の上、当日、会場にて前売料金をお支払いください。
 ※予約の方で満席の場合は、当日券の販売は行ないません。
 ※託児は応相談。

 


 
◎主催:木下黄太氏広島講演実行委員会(ヤマムラ・アラカワ・キムラ)

 協賛:放射能防御プロジェクト中国&放射能防御プロジェクト岡山

 

 

 

 

 

 

 

 

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放射性物質 実行委員会 放射能汚染 文化センター テレビせとうち 東日本大震災 岡山市教育委員会 今を生きる 1000万 ファミレス
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