ご祈願・祈祷の寺、大法螺窟。本尊、虚空蔵菩薩様、大聖歓喜双身天王さま。古くから霊験あらたかなお寺として信仰を集めている。そのむかし、弘法大師さまがご修行の時、虚空蔵求聞持法を修すため一夜にして建立したと伝えられる。ありがたい由緒縁起のある寺院。 慈雲尊者の雲傳神道と正法律を今に伝える。天如俊山(閑々子)の伝記や「大悲放生門」「放生明験記」の著者、僧龍上人(大法螺窟と名乗る)の旧跡より御祈祷僧が、ひととなるみちを語りごとする。 毎月16日・夜7時ごろより大聖歓喜天・双身毘沙門天、太元帥明王、加持祈祷・法話会を厳修。今日も、大法螺の音が響き渡る!谷響きを惜しまず!フフフ・・・
2011年9月30日金曜日
2011年9月29日木曜日
伝法の嫡庶
弘法大師の密教は
三十六流と呼ばれるほど
たくさんの流派に分かれることとなる。
安祥寺流と三宝院流が
嫡庶を争った話は
有名だが、、
自分の受けた法流や
法脈が
いかに正当なものかを
示すための
証拠があれやこれやと
必要なようである・・・
如何に大法螺窟が
怪しかろうとも
証拠の品さえあれば
納得せざるを得ないであろう。。
「印信」コレクターも
近頃、沢山いて
最初に許可証を授かると
あとの出席は
しなかったりするようだ・・・
講習会や伝授会
勉強会が
たくさん開かれて
若い僧侶たちが
学ぶことは
大変重要で必要なことだが
正統に学んだか
そうでないかでは
明と暗が
はっきりと分かれるように
よこしまに学んだのでは
天の助けもないし
はっきり言って
効果もないようだ・・・
2011年9月28日水曜日
法界体傅法灌頂
越三摩耶戒
破戒僧が、
何を言っても
人々は
聞く耳を持たぬようである・・・
持戒堅固で
厳しいおじゅっさんの
言うことならば
厳格に申し付けを守るのであろう。。
佛教には戒律がないとか
密教では三摩耶戒だけでいいとか
いろんなことを言う人がいるが
佛性三摩耶戒だけは
超えてしまえば
どんなことをしても
悟りにはいたらないし、
神仏の加護すらもないという・・・
商業ベースで
「聖天浴油法」次第が
本屋さんで売っていて
一般人でも手に入る。
売れればいい。。
オマケで伝授も
あるという・・・
商業ベースで
あまり、厳格なことも言えないようだが、
本屋さんと提携して
伝授(講習会)とセット販売・・
一般人でも
未灌頂者でも
参加自由のようだけど、、
むかしは、
こんなことはなかった気がする・・
厳格さと
法の尊厳が
失われて行く・・・
それで本当に
良いのだろうか・・・?
チベットのラマが
日本で、諸尊法伝授などを
一生懸命に授けて
「どうも、、伝授していて
拝む人に、頭がおかしくなる人が
多いようですが~・・・」
目には見えない
護法神たちが、、
どうやら、本当にいて
「聖教」を
護っているって
本当のことのようです。
清瀧権現や高野大明神が
聖教を護るという
御誓願は
いまもなお、
あるように聞く。。
「法に当てられる」
などと言って
師資相承の法を
守らねば
師資共に益に
ならないのみならず、
師資共に
越法の罪を
免れぬようである・・・
2011年9月27日火曜日
2011年9月26日月曜日
交飯(きょうぼん)
浴油供でも
厳儀には
「交飯」が供えられる
本来は
「まぜご飯」である
ご飯の上に
あずきをひっつける
後七日御修法でも
同じようにお供えする
「おじゅっさん、
おせきはん、いりますで?」
葬式、法事には
必ず、赤飯がつく。
丁寧な家では
お餅もついていたそうだ。。
巻き寿司や、
バラ寿司(ちらし寿司)
お煮染めや
ズキガシ(芋茎・ズイキ)
文化が豊かで
いろいろな手間暇かけた
いろいろな食材を用いた
もてなしの料理である。。
普段、仲の悪い
ご近所さんが
お葬式の時に
寿司をして、
赤飯たいて、
持ってきた。
「喧嘩売っとんかッ!!」
・・・・
などと、
笑うに笑えない話もある・・
京都の方では
弔時には「くろまめご飯」
らしいが、、
徳島では
「しろむし」と
「あかまんま」の
区別がないようだ・・・
せめて、
「あかまんま」は
もう少し赤くしたほうがいい
かもしれない・・・
本日のスーカラマッダヴァ
又の印
2011年9月25日日曜日
浴油供の醍醐味
やはり、浴油供は
最高だと思う。。
ご尊像に
直接、油をかけたり、
ご尊像を手にとって
油を拭う。。
こんな、ダイナミックな
ふれあいのある
仏像は他にはない。。
ごま油が「くさい」とか
油が飛び散って「きたない」とか
そんな、感覚の人もいるみたいだが
護摩行者が
穴あきで、スス汚れた
法衣を「拝みこんでいる証し」
として、
誇らしくするのと同じで
浴油で油まみれな法衣も
また、
お聖天様と
ふれあい、共に
油にまみれた
その、ありがたい証拠なのである。。
中華料理屋の鍋のように
コテコテだった
三井英光老師様の
「お多羅」・・・
毎日、浴油してたら
あぁなるんやろな・・
御影堂のお大師さんの
大壇(中壇というが、、)も、
壇燈の油で
ギトギトになっていたが
密教の「醍醐味」って、、
やっぱり、
バター油(酥油)だらけの
油まみれで
ギットギットな
ディープな世界なのだろう・・・
フフフ・・・
2011年9月24日土曜日
浴油供次第
お彼岸は
ご先祖さんや
お墓参りを
する行事。になってしまっていますが
六波羅蜜。
一般在家者は
特に、、
布施波羅蜜を
修行する「修行期間」です。
一週間、「期限り」で
浴油供が修法できればいいが、
大寺院の行者様のように
それだけしていればいい
という身分ではない・・・
買出しで
使いっぱしりから
電話当番。
墓掃除から
法事まで
こなさなければならない・・・
本日の浴油次第は
生駒山宝山寺、
湛海和尚所伝のものと言われる。。
三井英光老師様の
普通に伝授された次第は
妻沼歓喜院のお次第
のようだが、、
一般に出回っているものは
あちこち手直ししなければ
使えない誤植が幾つかある・・
生駒山の次第は
地蔵院流(中性院流)のようだが、、
三井老師は
「あまりよろしくない」
と思われたようだ・・
木喰以空上人の次第も
よく似た構成になっているが
ややこしい
印明がたくさん出てきて
たのしい。
「雙身の利生」は、
どうやら
ことごとく大法螺窟に
あるようだ。。
ありがたい。
フフフ・・・
2011年9月23日金曜日
華水供
2011年9月22日木曜日
精進落とし・・
朝っぱらから
すき家へ行って
「朝定食」。。
¥280
牛丼(並)が¥250
になって、、
安いからといって
朝っぱらから
注文してしまった・・
フフフ・・・
徳島新聞では
お彼岸特集で
葬儀屋さんの宣伝広告と
「葬祭マナー」が
掲載されていたが、
葬祭ディレクター1級、2級が
得手勝手に
新しい作法を作って
洗脳広告しているようだ・・
「初七日は、いつするのか?
最近では、還骨勤行の後に
初七日の法要を繰り上げて
営むことが一般的となっています。
僧侶には骨迎えのお経に続いて
初七日のお経をあげてもらい、
一同が焼香をします。
初七日法要が終わると、
僧侶やお世話になった
方々に、酒食を振る舞い
労をねぎらう
「精進落とし」を行います。」
・・・・・・・・
・・・
なんだか、
別々のお経があって
おじゅっさんが
なんどもなんども
お経を上げてくれるような
そんな期待を持たせるような
表現である・・・
「酒食を・・」というのも、
不飲酒戒を掲げる
佛の教えに対して
あからさまに
異を唱えるが如き
直接的な表現でいやらしい・・
酒宴と法事の区別が
わからなくなってきているようだが
全然別物である。
初七日も
一般的かもしれないが
当院のように
古来の伝承、伝統を守って
きちんと初七日目に
行なっている
お寺さんも
たくさんある。
「一般的」などと、
あたかもそれが
通常であるかのような
誤った表現で
一般人を誤解させる記述は
非常に不快である・・
「精進落とし」は
本来は、精進潔斎する期間があって
はじめて
精進落としなわけだが、、、
「お通夜振る舞い」も
鯛やヒラメのまいおどり・・・
お葬式終了後の会食にも
焼き肉モウモウだが、、
「死者のために喪に服して
精進潔斎する」ということが、
どういうことなのか
分かってはいないようだ・・・
葬儀屋ディレクターに
そそのかされて
なくなった人も
あみださんに
はってはってされているようだ・・・
ただしい、ほとけのおしえ。
おじゅっさんの
教えてくれる
仏教のおしえに従わなければ
すくわれはしない・・・
2011年9月21日水曜日
目には目、歯には歯を
2011年9月20日火曜日
ハレとケ
台風が近づいています・・
バケツと
ビニールシートを持って
走り回る日々です・・・
お参りには
「晴れ着」を着て
正装しましょう。
法事やお墓のお参りでも
簡単に思っているのか、、
「普段着(褻・ケ)」
で、やってくる人が
最近ちらほら
見受けられます。。
「徳島へ行く」(街へ行く)
とか、
神社仏閣への
お参りには
「晴れ着」や
「よそ行き」と言われる
きちんとした
「正装」でなければ
恥ずかしい思いをしていた昔・・
今では、
作業着やジャージ、
普段着でも
なんとも思わない
恥ずかしいとも思わない
厚顔無恥な
礼儀知らずがいます。
真言宗で有名な
「後七日御修法」
聖天浴油壇も構えて
厳儀にて
修されるが、、
天皇陛下の勅使をはじめ、
一般関係者たちも
もちろん、、
「正装」で臨む。。
徳島あたりの
おじゅっさんたちも
各種会合、祝賀会などには
「普段着」「仕事着」である
「改良服」は
あまり着ている人はいない。。
スーツや礼服を
きちんと着こなす
おじゅっさん。。
さすが、、
常識人である。。
フフフ・・・
2011年9月19日月曜日
三禮の仕方
仏教は
禮に始まり、禮に終わる。
美しい禮は、
信仰心の表現である。
雑雑とした
いい加減な禮をするのを見れば
不信感を覚える・・
おじゅっさんが
祭壇などに向かって
深々と丁寧に
おじぎをして
禮を尽くせば
「おじゅっさんが
うちの先祖にひれ伏しよる」
などと、
勘違いするようである・・
最近、おじゅっさんも
きちんとした礼儀作法を
教わらないのだろうか・・?
三禮をしても
動作が合わないし、
動作も素早い・・
チャチャチャっっと、、
早い動作は
軽々に見えて仕方がない・・
伝授会でも
会場狭小のため、
ほとんどが
「居ながら」三禮。である・・
もっと、優雅に
はんなりとして
威風堂々と
威厳すら感じさせるような
立ち居振る舞いを演じなければ
「信」を得ることは
できないだろう・・・
お作法では、
まず、ひれ伏す。
これが、基本姿勢。
だいたいの人は
これを飛ばして
ひれ伏すのを①として
勘定に入れてしまう・・・(×)
ひれ伏した状態から
「ヲンサラバタタギャタ」
と言いながら
立ち上がる。
これが第1の禮の動作。
「ハンナマンナノウキャロミ」
と言いながら、
1、右ひざ
2、左ひざ
3、右ひじ
4、左ひじ
5、額
の順番でひれ伏して
最後に
両手の指先を少し上げて
如来のみ足を禮すると想うのである。
これが3セット。
三度、ひれ伏すのではなくて
実には三度立ち上がる
ウェーブのような、
スタンディングオベーション
なのである。。
五体投地の五体は
両膝、両肘、額を指す。
ひれ伏した時の
最後の状態で
足のつま先が
立ったままでは
不作法である。
足首を伸ばして
きちんと正座した状態で
ひれ伏さなければならない。
これほど厳格に
きちんとしたお作法が
伝承されているはずだが、、
おじゅっさんの教育システムも
昔ほどは厳格では
なくなってきているようで
立ち居振る舞いも
「きれいなおじゅっさん」が
絶滅しつつあるようだ・・・
2011年9月18日日曜日
聖天浴油供開壇(非公開)
http://www.seizansha.com/item_detail/itemCode,m21000901/
青山社から浴油次第が
出版されたようです。。
あちこちで
伝授会も行われるようです。
真言宗の僧侶の
ほとんどが
敬遠して
修そうとも思わない
不思議な修法・・・
「一生、続けないといけない・・」
「必ず、障碍がある・・」
「毎朝、3時から・・」
何も知らない、、
教えてもらってもいない
にもかかわらず
風評だけ
聞きかじって
真言の正しい教えを
聞こうともしない・・
お大師様や、
真然大徳が
一生涯、
浴油壇にかじりついて
他の何事も
しなかった、とでも言うのか?
七日の「期限り」が
インド伝来の作法であるが
どうやら、、
天台、天部の
体育会系のような
ハードな修行形態の
噂だけが
ひとり歩きしているようだ・・
ボッタクリと評判の
当院の「浴油供」も
久しぶりに
大施主がついて
「開壇」されます。。
「浴油行者」でなければ
お頼みできないのでは・・?
とか、
「一生修法の行者」
でなければ
効果がないのでは??
とか、
安売りしている浴油祈願が
よければ、、
大寺院で申し込めばいいのであって
自分だけの
手ずからの供養をして
お聖天様を
拝みたいと思い、
大法螺窟にご縁の
あるかたのみが
当院に申し込めばよいのであって
当院の浴油供で
なければならない理由
が無ければ
開壇の御利益には
あずかれないようだ・・
ちょいちょい
「お問い合わせ」だけはあるが
お聖天さまを
おちょくっているだけなのか、、?
ボッタクリの浴油料に
引いてしまうのか・・・?
拙僧も浴油壇に
かじりついて
大寺院の行者様のように
軟禁状態に
されたくはないが、、
浴油のご祈願が増えてくれば
致し方ないことなのだろうか・・?
願わくは、聖天さま。
わたくしの自由も
保証してください。。
フフフ・・・
2011年9月17日土曜日
お供えあれこれ
怒涛のような
大雨に
少しビビりました・・
それでも、
新たに加わった信者さん方や
たくさんの
お参りの方々で
ご縁日は
賑わいました。。
高温障害と台風の影響で
「蘿蔔」が高騰しています・・・
「ひんけた」蘿蔔は、
お供えにならないし、、
目をむくほどの値段が付いています・・
『中院流三十三尊法口訣』では
大根が手に入らぬ時には
「タネ」を用いよ。とある。
便法として
そういうことが許されている。
致し方ないので
蘿蔔の代わりとして
「こんこ」
にしてみる。
お聖天様お気に入りの
「グレープはんにゃ」
蒼龍酒造の無添加ワイン!
「菊水マグナム」!
これは、希少品!
あと、
お供えいただいた
「芳水」(徳島さん)
それと
新米初穂!
実にいろいろ盛り沢山だ!
某有名聖天寺院では
お酒や、大根が
とんでもない量ほど
上がるようだが、、
あとの始末に困るようだ・・
あとの始末に困らぬ
「金塊」などが
お供えには
便利だと思う・・・
2011年9月16日金曜日
浴油供祈願
本日はご縁日です
多くのご祈願が
寄せられるようになり、
大法螺窟聖天様も
ずいぶん、
御威光が増した
ように思います。
お供えに
持ってきてくださった
ぶどうを見て
ふと、
むかし、学生時代に
個人的に習いに行っていた
御詠歌の先生
(詠監で高野山の重鎮だったみたい)が
「天部の神さんには
ぶどうをおまつりするのが
いいらしい。。」
と言っていたのを
思い出した。
ザクロは
「多産の象徴」として
今でも中近東の辺りで
吉祥菓とされているようだ。
ぶどうも
房が鈴なりで
めでたい果物のようだ
玄奘三蔵も
インド近く(中近東辺り)
にまで近づくと
グレープジュースが
供養として
度々、出されたようだ。。
ひょとして、、
お聖天様には
「グレープはんにゃ」が
いいのかもしれない・・・
「おじゅっさん、
お飲み物は、
なににしましょうか?」
「ドンペリ」
フフフ・・・
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