2012年5月27日日曜日

蝙蝠



蝙蝠は、遍福に通じるということで、めでたいのだとか。

「中啓」も、蝙蝠からきているが、

そういえば、コウモリ傘というのは、今はもうないのだろうか・・?



徳島空港前に、結婚式場があったが

いまでは、同じ会社が葬儀会館に内容変更している・・


辺りはラブホ街となっているが、

人生の「無常」を感じずには、いられない・・・



葬儀社などの「サービス」は、ある意味、便利で良いが

最近、お寺を使っての「あげ法事」が、どこのお寺でも増えているようだ。

他人任せで自発性のない、やる気のない信心では

すでに法事も葬儀も終わっているのと同じだ。




2012年5月26日土曜日

親族扶養義務



芸能人の一件で、社会問題として動き出したが、

過去の不幸だった時期の話にまでさかのぼって

返せ返せ、と、目の色を変えるのも

いかがなものかとは思うが

たしかに、富裕層の一員となってからは

社会貢献に普通以上の、人並み以上の貢献が必要なのかもしれない。



「息子や、孫に、迷惑は掛けたくない・・・」などと、

なにやら、最近では「美徳」のように思われがちのようではあるが、、

やはり、人並み以上の生活レベル向上を目指して

努力していくことが必要だ。


「サービスです」なんて、

会席屋さんから食わせてもらうご先祖さんたち・・


「そんな必要はありません」と、正しい信仰を持つ必要がある。





義弟が住職をする寺でも

孤独死した老人に、「財産」があると分かった瞬間、

自称:親戚、が増えてにぎわったそうだが、、、

お寺へのお支払いには、

「お金がありませんから。」などと、勝手な理由が付く・・・


給食費の未払いなどとは違って、

供養の出来ていないご先祖さんは

阿弥陀様の極楽国へは、

何返、「遍照金剛」言おうが、拝もうが、

行くことはできないようだ。


フフフ・・・

2012年5月25日金曜日

ゴーヤの花が咲く



戒律では、比丘は農耕に従事し、田畑を耕して生産活動を

行なってはならないというが、中国を経由して、

禅宗などの寺院では、「自給自足」がモットーのようである。


大法螺窟では、今年、夏の暑さを乗り切るために

ゴーヤを植えてみた。。


勿論、、夏の日射しよけのための

おじゅっさんの「傘蓋」であり、果樹(マンゴー)などの「なりもの」は、

直接手にとって得たとしても、無罪である。


プランターでの鉢植えであるので、

田畑を耕すわけでもない。


花の土を買ってきて

植えるだけなので

ごく、簡単である。



おじゅっさんから最近の本山の動向などの情報を

電話連絡いただいた。


どうでも、儲け度外視のイベント活動をして

おじゅっさんから活動費を捻出し

誇らしげな「事業」がしたいらしいが、

意味が分からない・・・


家庭菜園や、「イデボシ」を作って

ほそぼそと楽しんでいるおじゅっさんたちとは、

「信心」が、かなり乖離しているようだ・・・





2012年5月24日木曜日

十善



「パドマサンバヴァの生涯」春秋社。には、

十善として、10の戒め、

①殺生をしない

②盗まない

③淫らな性行為を慎む

④嘘をつかない

⑤強い飲み物(酒など)を飲まない

⑥決められた時間以外に食物をとらない(非時食)

⑦(香油)装飾品を身につけない

⑧分厚い寝具で眠ったり、玉座に坐ったりしない

⑨歌、音楽や世俗的な見世物に興じない

⑩金銀を所有したり、貰ったりしない




慈雲尊者の『人登奈留道』には、十善戒を


慈悲(仁恩) 不殺生

高行(々)  不偸盗

貞潔(正義) 不邪淫

尊重(直説) 不綺語

柔語(尊厳) 不悪口

交友(友愛) 不両舌

知足(清浄) 不貪欲

忍辱(慈順) 不瞋恚

正智(聖智) 不邪見



などとあり、また、菩薩戒牒には~あえて~せず。と、

簡略な補足がしてある。





呪文のごとく、ただひたすら、、唱える者・・・

何かしら、

御利益があると

思い込んでいる・・


その深い意味を学ばねば

それは、善でも何でもない。



2012年5月23日水曜日

お尋ね



「高野の昼寝」という言葉があるが、大法螺窟にも、しばし、

まったりとした時間が流れている。。。


夕方、おじゅっさんが仏教会費を集めにおいでた。

「「お尋ね」の文書について」という書類も

持っておいでた。


仏教会や本山は

普段何もしてくれないが、

一致団結しておじゅっさんを護るべきである。


宗教マネーや、「三宝物」が

狙われているようであるが、、


おじゅっさんの托鉢の中身にまでも

手を伸ばし、

寺院のご本尊様の聖域にまでも

土足で踏みにじろうと

画策しているようだ・・・


知浄語でもって、財宝のありかを示してはならない。


どんだけ、拝んでるだとか、

どんだけ、お参りがあるだとか、

口に出して言うようなことではない。

2012年5月22日火曜日

門前、市を成す。



なんだか、Bloggerの設定が次々と変わって使いにくくなっています。昨日の金環蝕も、生憎の曇り空でその瞬間は見えませんでした・・・お昼には、番長おじゅっさんがお供えを持ってお参りにお越しくださりました。ありがとうございます。夜は、久しぶりに山を攻めて、おじゅっさんと会談。。テレビも故障中で、静かな山寺をしばし、賑やかにしてきました。平成27年に高野山でイベントが行われるようだが、、、お寺も料理人や従業員も居なくて、どうやら、「儲け」は、有りそうにもないそうだ・・・200円ポッキリで美味しい朝食が、冷暖房完備の綺麗なお店でくつろいでいただける時代だが、、うどんの聖地で、門前うどんでも売った方がいいのではないか・・・?