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放送内容


6月14日(火)

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メインテーマ夢の3シェフNEO たっぷり食べたい バンザイ!香味野菜


出演者

専門家ゲスト:
イタリアン マリオ・フリットリさん(マリオ・イ・センティエリ オーナーシェフ)
中国料理 井桁良樹さん(老四川 飄香(ピャオシャン)店主)
日本料理 橋本幹造さん(一凛 店主)


今回の3シェフNEOは、心身ともに元気が出るメニューに挑戦!テーマ食材は、暑くなるこれから食べたくなる「香味野菜」。ミョウガ・しょうが・青じそ・ねぎ・香菜・バジル・・・etc。いつもは脇役で、ついつい残してしまいがちな香味野菜をたっぷり使いきる、なるほどメニューをご紹介しました。

イタリアン・マリオさんの「アジの冷製パスタ」

今が旬のアジを“みょうが”と“しょうが”の香りたっぷりのオリーブオイルでマリネします。キリリと冷えたパスタは食欲が落ちたときにもピッタリです。

材料・2人分

【マリネ液】
・みょうが・・・2コ
・しょうが・・・25グラム
・にんにく・・・1かけ
・ねぎ・・・5センチ
・アンチョビフィレ・・・2枚
・エクストラバージンオリーブ油・・・45ミリリットル
・塩・・・小さじ2分の1
・こしょう・・・少々

・あじ(刺身用)・・・1匹
・トマト・・・1コ

【バジルオイル】
・バジル・・・25グラム
・エクストラバージンオリーブ油・・・100ミリリットル
・塩・・・ひとつまみ

・カペッリーニ・・・80グラム
・みょうが・・・2分の1コ
・ねぎ・・・6センチ

※カペッリーニは、太さ1ミリ前後の細いロングパスタです。

下準備

  1. みょうがは、3ミリの厚さの小口切りにする。
  2. しょうがは皮をむき、縦に半分に切って、3ミリの厚さの斜め切りにする。
  3. にんにく・ねぎはみじん切りにする。
  4. あじは3枚におろし、腹骨をそぎ取り、身の中心にある小骨を抜いて、頭から尾に向かって皮をはがす。これを細切りにする。
  5. トマトは1センチ角に切る。
  6. 飾り用のみょうが・ねぎはせん切りにして水にさらす。

バジル・オイルの作り方

  1. ふっとうした湯にバジルを20秒ほどにつけ、氷水にとって、水けを拭く。
  2. ミキサーに(1)・エクストラバージンオリーブ油(100ミリリットル)・塩(ひとつまみ)を入れてなめらかになるまでかくはんする。

作り方

  1. 冷たい鍋にエクストラバージンオリーブ油(45ミリリットル)・切ったみょうがとしょうが・みじん切りのにんにくとねぎ・アンチョビフィレ・塩(小さじ2分の1)・こしょうを入れ、弱火にかけて4分ほどじっくりいためる。 鍋をぬれ布巾にとり、人肌になるまで冷ます。
    ※弱火でじっくりいためることで、辛みが少なくなる。
  2. ボウルに(1)・細切りにしたあじ・1センチ角に切ったトマトを入れ、軽く混ぜ合わせる。このボウルを、たっぷりの氷水の中に浮かべて冷やす。
    ※冷蔵庫で冷やしてもよい。
  3. カペッリーニはたっぷりの湯に塩(湯1リットルに対し、塩10グラム)を加えて、表示の時間より30秒ほど長くゆでる。
  4. 冷やした(2)に、カペッリーニとゆで汁(40ミリリットル)を加え、たっぷりの氷水の中に浮かべて冷やしながら混ぜる。
    ※ゆでたカペッリーニを水にさらさず、冷やしながらソースとあえるのがマリオさん流。こうすることで、パスタの味が逃げない。
  5. (4)をフォークに巻き取るようにして器に盛り、残ったソースをかける。せん切りにして水にさらしたみょうが・ねぎをのせ、バジルオイルを添える。

中国料理・井桁さんの「四川式 豆乳つけ麺(めん)」

山形の郷土食「だし」を四川風にアレンジして、つけ麺に仕上げました。シャキシャキとした食感と香味野菜の香りで、野菜がたっぷり食べられる一品です。

材料・2人分

【四川式だし】
・きゅうり・・・2分の1本
・なす・・・4分の1コ
・セロリ・・・4分の1本
・ねぎ・・・7センチ
・新しょうが、香菜・・・各10グラム
・みょうが・・・2分の1コ

・干しえび、昆布・・・各5グラム
・熱湯・・・60ミリリットル

・塩・・・小さじ2分の1
・砂糖、ごま油、黒酢、ラー油・・・各小さじ1
・ホワジャオ(粉)・・・少々

・豆乳・・・300ミリリットル
・塩・・・小さじ1弱
・黒酢・・・小さじ4

・中華めん・・・2玉
・ごま油・・・小さじ2
・香菜、ピーナッツ(みじん切り)、ラー油・・・各適量

作り方

  1. 干しえび・昆布は15分ほど熱湯につけ戻す。これを粗いみじん切りにする。
    (戻し汁も使うので取っておく)。
  2. きゅうり・なす・セロリは5ミリ角に切る。
  3. ねぎ・新しょうが・香菜・みょうがは粗いみじん切りにする。
  4. 塩(小さじ2分の1)・砂糖・ごま油(小さじ1)・黒酢(小さじ1)・ラー油(小さじ1)・ホワジャオをよく混ぜる。
  5. ボウルに(2)と(3)の野菜を入れ、全体をよく混ぜる。
    ここに(1)の干しえび・昆布・戻し汁、(4)の調味料を加え、冷蔵庫で1時間ほど味をなじませ、四川式だしを作る。
  6. 中華めんを袋の表示より1分ほど長くゆで、水で洗ってぬめりを取る。
    その後、氷水に入れて冷やし、ザルに上げる。
    めんを握るようにして、しっかりと水けを切る。
  7. めんにごま油(小さじ2)を加えてよく混ぜ、2つの器に盛って、それぞれ香菜を添える。
  8. 耐熱の器に豆乳・塩(小さじ1弱)を入れ、600Wの電子レンジで2分半から3分ほど温める。
  9. 2つの器それぞれに、黒酢(小さじ2)と、(8)の豆乳の半量を入れてよく混ぜ、つけ汁を作る。
  10. このつけ汁に(5)の四川式だしをのせ、ピーナツ・ラー油を添える。

漬物王子こと小華和雅巳さんに教わった「だし」

材料・5人分

・きゅうり・・・2本
・なす・・・1コ
・ねぎ・・・5分の1本
・みょうが・・・1コ
・青じそ・・・5枚
・昆布・・・3グラム
・しょうゆ・・・大さじ2
・みりん・・・大さじ1
・顆粒(かりゅう)だし・・・小さじ1

作り方

  1. 昆布は水につけて15分ほどおき、粗いみじん切りにする。
  2. きゅうりとなすは、5ミリから7ミリ角に切る。
  3. ねぎ・みょうが・青じそは、みじん切りにする。
  4. しょうゆ・みりん・顆粒だしを混ぜる。
  5. ボウルに切った野菜と昆布・調味料を入れ、よく混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど味をなじませる。

日本料理・橋本さんの「万能!ゼッピンみそ」

本さんのお店で、この時期に欠かせないという万能の香味野菜みそです。
たっぷりのみょうが・しょうが・ねぎ・青じそ・青ねぎ・青とうがらしが練り込まれた、香味野菜好きにはたまらない一品です。

作りやすい分量

・赤だしみそ・・・200グラム
・酒・みりん・・・各50ミリリットル
・砂糖・・・25グラム
・練りごま(白)・・・10グラム
・みょうが・・・6コ
・新しょうが・・・1かけ
・ねぎ・・・1本
・ごぼう・・・2分の1本
・青ねぎ・・・1本
・青じそ・・・20枚
・青とうがらし・・・10本
・ごま油、粉ざんしょう・・・各適量

作り方

  1. ボウルに赤だしみそ・酒・みりん・砂糖・練りごまを入れてよく混ぜる。
  2. みょうが・新しょうが・ねぎ・ごぼうをみじん切りにして一緒に水にさらし、ザルに上げる。
  3. 青ねぎ・青じそはみじん切り、青とうがらしは縦に半分に切り、スプーンで種を取り除いた後、みじん切りにし、一緒にして水にさらし、ザルに上げる。
  4. フライパンにごま油(適量)を入れ、(2)の野菜を中火で水分が無くなるまで6分ほどいためる。
  5. (4)に熱湯を加え、ザルに上げて水けを切る。
  6. (5)をフライパンに戻し入れ、(1)のみそを加えて、中火で2分ほど練る。
  7. (6)に(3)の香味野菜とごま油(少々)・粉ざんしょうを加えて混ぜる。
    ※密閉容器に入れ、冷蔵庫で10日間ほど保存可能。

万能!ゼッピンみそを使った「豆腐と長いものみそグラタン」

材料・2人分

・ゼッピンみそ・・・適量
・豆腐(木綿)・・・1丁
・長芋(すり下ろしたもの)・・・240グラム
・だし・・・120ミリリットル

作り方

  1. 豆腐は重しをして10分ほど水切りをする。
  2. ボウルにすり下ろした長いも・だしを入れ、よく混ぜる。
  3. フライパンに(2)と(1)の豆腐を手で崩しながら加え、中火で3分から4分ほど煮る。
  4. 耐熱の器に(3)を入れ、ゼッピンみそをのせてオーブントースターで3分ほど焼く。好みで香味野菜をちらす。

山本侑貴子のテーブルコーディネートLesson 

トップシェフ3人のテーブルコーディネートを担当するのは、山本侑貴子さん。
番組ではご紹介しきれなかった「コーディネート」のポイントをお伝えします。

アジの冷製パスタ

クロス:こげ茶 白ウインドペインテーブルクロス
お皿:白の平丸皿(CULTI)
カトラリー:ねじり木の柄こげ茶  ディナー用フォーク
グラス:ワイングラス(りーデル)
花瓶:ガラスの花瓶(LSA)
花:ベリー スノーボール サンキライ シモツケ

【山本さんのポイント】 
料理のトマトの赤とグリーンのソースが際立つように、ナチュラルなイメージのテーブルを目指しました。お皿はシンプルな白。そして、茶系のクロスに、カトラリーも木目柄にして、お庭でカジュアルにいただく雰囲気でセッティング。お皿の中の緑と赤が、とても映えるはずです。

四川式 豆乳つけ麺

クロス:こげ茶のさや型文様
テーブルナプキン:薄い緑の丸中華文様 
皿:ガラスひび割れ模様7寸浅鉢(アキノヨーコ作)
たれ用の器:ガラスの角皿(大文字)
箸:抹茶色の天とんがり箸
箸置き:黄緑色の変形長角箸置き
グラス:ワイングラス(小) (ROCHERU)
花瓶:私物
花:シャクヤク

【山本さんのポイント】
ガラスを多用して、涼やかさを醸し出すコーディネートです。
実は、ガラスを使うときは、テーブルクロスを濃い色にしたほうが、器も料理も映えます。なので、あえてこげ茶のテーブルクロスにしました。フラワーアレンジでも、清涼感をだします。

万能!ゼッピンみそ&豆腐と長いものグラタン 

クロス:青地 キクの刺繍入り (アレクサンドル・チュルポー)
テーブルナプキン:薄緑 多色ぼかし風呂敷 
器:グラタン用  青白磁 いっちん5.5寸角皿
みそ用:青白磁 ねじり紋浅羽鉢
カトラリー:虎竹先黒スプーン
箸:ガラス製(sghr)
グラス:ガラス泡入りタンブラー(伊藤亜木 作)
花瓶:私物 
花:あじさい

【山本さんのポイント】
梅雨といえば、アジサイがきれいに咲く季節。そこでアジサイ色のテーブルコーディネートで、さわやかで涼しげな食卓を演出してみました。
青白磁の器が、地味めな色合いの料理をきりっと引き立たせます。


視聴者のみなさまへ
番組およびこのページは特定の製品・サービスを推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

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