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放送内容


6月9日(木)

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メインテーマスーパー主婦直伝! 捨てる勇気☆捨てない決断
【番組冒頭】女性に人気 ハム係長


出演者

専門家ゲスト:久間栄子さん(相模友の会)
ゲスト:原千晶さん、つるの剛士さん
リポーター:内藤裕子アナウンサー


暮らしのノウハウや理想を追求し続けている「友の会(雑誌『婦人之友』読者の集まり)」。そこから家事道を極めた “スーパー主婦”が番組に登場、お困り主婦の悩みを解決するのが「スーパー主婦直伝」シリーズです。その友の会の知恵と技の蓄積、今回は「捨てる」をテーマに、番組のアンケートで多かった「捨てたいけれど捨てられない」ものベスト2、「思い出の服」と「たまる紙類」をどうしたらいいのか、スーパー主婦が指南しました。捨てる勇気の持ち方、捨てない決断のしかた、収納法までお伝えしました。

今回のスーパー主婦は、相模友の会の久間栄子さん。不要なものが出て行きやすい家で、本当に必要なものだけで暮らすための工夫が至るところにあります。
郵便物をポストからリビングに持ち込んだら、一度もどこかに置かれることなく、それぞれがゴミ置き場や収納場所に収まっていき、手の中から消えてしまいます。この「空中分解の技」をマスターすれば、紙類へのストレスがぐっと減ります。

紙類の捨て上手への道

子どもの学校などのプリント

長く保存しておかなければならないものと、期日が過ぎたら不要になるお知らせなどのものは分けます。保存するものは、ポケットファイルなどに入れてまとめてもいいのですが、毎日新しく入ってくるものについてお勧めなのが「引き出し式収納」。浅い引き出しに、寝かせたまま投げ入れていくので楽だし、ある程度たまったら下から処分していけばいいとわかります。

忘れちゃいけないもの

支払期日のある振り込み用紙、提出書類などを目に付くように出しっぱなしにすることはよくあります。でも、それは「予定を決める」ことで解決。ここと決めた場所にカレンダーを貼り、期限日や、実行日を書き込んでしまうこと。そしてカレンダーでチェックすることを習慣にすれば、書類自体はしまえます。その書類は専用の場所を確保し、「未決コーナー」と決めます。

明細・レシートなど

まず、自分の生活にはどのくらいの期間必要なのかを決めることが大事。家計簿に記入するまでの間か、年間の記録を見るために1年間か。それを決めたら、公共料金・レシート・明細などと種類ごとにファイリング。分量にも寄りますが、クリアファイルは、さっと差し込むだけで楽なことと、透明で中身が何かすぐわかることからお勧めです。
久間さんご自身は、小さめのポケットファイルに、ガス・電気・水道などを月ごとにまとめて1つのポケットに入れ、合計12ページのものを使っています。これは、何月はどうだったかと参照することが多いためで、1年後の同じ月になったら、入れ替えて昨年のものは捨てます。省スペースになることを優先してこのやり方になりました。

子どもからの絵や手紙

子どもから自作のものをもらったら、すぐに展示できるように、専用のギャラリーコーナーを確保します。一度一定期間飾ってもらえると子どもも安心するし、親も、のちのちまで残すかどうかの判断がしやすくなります。展示後もとっておきたいものは、別の保管場所に、分量の上限を決めて保存するようにします。

不要なものが出て行きやすい家

タコ足動線

久間さんは、自分が一番長くいる場所、リビングの自席から、放射線状に広がるそれぞれ数歩の距離に「ゴミ置き場」や「書類の置き場」を種類ごとに配置する、「タコ足動線」を採用しています。なので、リビングの収納庫の中にプラスチックゴミのポリバケツを置いてあったりして、ものを出すことに重点を置いた収納になっています。

買い物用のバッグ

こまめにゴミが出ていくためのもう一つの工夫は、買い物用のバッグにも。キッチンにかけて置いておき、プラスチックトレイ、ペットボトル、牛乳パックなど、スーパーなどのお店で回収してくれる資源ごみは、買い物バッグの中に直接入れて、買い物に行く時にそのまま持っていくようにしています。ゴミ置き場のスペースを省略できるし、出し忘れて溜まることが無くなります。

思い出があって捨てられないものを、どう決断するか

それを着ている(使っている)自分の姿を具体的に思い浮かべる

そのことで、これから自分が本当に使うかどうかが見えてきて、判断に役立ちます。

どうしても捨てられないものは、「思い出の品」として、大切な持ち方をする

着ないけれど、どうしてもとっておきたいものは、もはや「服」ではなくて「思い出の品」。クローゼットやタンスに入れるのでなく、思い出の品としての相応の場所にしまったり、飾ったりするようにします。役割が変わったと意識することが、捨てられないストレスからの解放になります。

「熟成箱」を作ってその中に入れ気持ちを熟成させる

使わないことはわかっているけれども、気持ちの上でどうしても処分に踏み切れない、でもその理由がなんだかわからない、そんな品物は、「熟成箱」という箱を作り、そこに入れておくようにします。そうすることで、その品物に対する自分の気持ちが熟成して、捨てられるものなのか、大事なものなのか、別のものとして使うものなのか、見えてきます。

「友の会」

雑誌『婦人之友』の読者による、暮らしの情報交換や研究・実践を行っている「全国友の会」は80年の歴史があり、およそ2万人の会員がよりよく暮らし、社会に貢献することを目指して活動を行っています。日本各地に支部があり、久間栄子さんは神奈川県の「相模友の会」の所属です。

全国友の会

電話:03-3971-9359 (火曜日・金曜日の午前10時~午後4時)
ホームページ:http://www2.ocn.ne.jp/~zentomo/

相模友の会

電話/ファックス:042-742-0071 (火曜日・木曜日・金曜日に通じます)
ホームページ:http://www8.ocn.ne.jp/~sagamito/

番組冒頭女性に人気 ハム係長

ネット上で話題になっているゆるキャラ「ハム係長」の魅力にはまる主婦たちが続出しています。番組では、その人気の理由となっているウィンナーの飾り切りや、書き込みの担当者を取材し、企業がSNSなどを通じて乗り出す新たな企業PRの手法について紹介しました。

ハム係長について

<「ハム係長」のFacebookページにアクセスするには>
ホームページ:http://www.facebook.com/itoham
(※事前にFacebookのアカウント取得が必要です)

<飾り切り名人 池原秀和(いけはら・ひでかず)さんについて>
伊藤ハム(広報課)
電話:03-5723-6889
住所:〒153-8587 目黒区三田1-6-21


視聴者のみなさまへ
番組およびこのページは特定の製品・サービスを推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

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