DILBERT BY SCOTT ADAMS

連載
ディルバート(267)


上司には、真実を告げてはいけない

スコット・アダムス

2012/5/18

ディルバート第267回

過去のビジネスプランを検証していたら、あることを発見しました

ディルバート第267回

われわれの予測と実際の結果には、何の相関関係もありません

ディルバート第267回

それって社長にとって問題じゃありませんか?

ディルバート第267回

社長の巨額の報酬は、われわれの収益性に対して、何がしかの影響力があるという神話の上に成り立っています

ディルバート第267回

ハッ!

ディルバート第267回

ハッ!!

ディルバート第267回

――

ディルバート第267回

どこか気まずいのはワシだけか?

いえ、ボクも感じてます


  

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 社長としては、ディルバートに重大な秘密を暴露された感じなのでしょうか。ディルバートを奈落の底(?)に突き落とすという工作も失敗したようです。それにしても社長もボスと同じくらいひどい人ですね。

 8コマ目の“Is it just me?”とは、「私だけ?」「気のせいでしょうか?」という意味で、自分が感じていることを言った際に、「それが自分だけの感覚なのか、客観的な事実なのか」を問うための表現です。例えば、“Is it just me, or is the air conditioner cooler than usual?”=「気のせいか冷房が強くない?」といった具合に使います。

 ちなみに「奈落の底」は、英語で“abyss”とか“bottomless pit”と言います。例えば、“He was pushed into an abyss of despair”=「彼は絶望の淵に立たされた」といった具合ですね。一方、演劇などの舞台における「奈落」については、「罠」や「地下室」を意味する“trap cellar”と訳すこともありますが、どちらかというと「その入り口となる扉」を指して“trap door”と表現する場合が多いですね。

 社長が押したボタンで開いた穴が、どこに通じているのかは謎ですが、皆さんも上司に下手なことを言って、落の底に突き落とされないよう気をつけましょう。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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