島サミット:日本、最大5億ドル援助 太平洋島しょ国に
毎日新聞 2012年05月26日 14時39分(最終更新 05月26日 15時41分)
沖縄県名護市で開かれている第6回太平洋・島サミットは26日午前、各国首脳らが参加して全体会合が始まった。日本は太平洋の島しょ国に今後3年間で最大5億ドル(約400億円)の資金援助を表明。海洋の安全保障・漁業・環境分野の協力や、日本が570万ドル(約4.5億円)を拠出する自然災害リスク保険の創設などを盛り込んだ「沖縄キズナ宣言」を同日午後に採択する。
首脳宣言は東日本大震災の復興のキャッチフレーズである「絆」を名称に採用。日米豪と太平洋島しょ国の協調を確認する。日本は資金援助以外にも、島しょ国への日本企業の投資促進や、政府資金による資源開発で果たす役割を強調する。
さらに日本が初めて招待した米国の参加を歓迎。協力の5本柱として▽自然災害への対応▽海洋問題▽環境・気候変動▽持続可能な開発▽人的交流−−を掲げる。安全保障面では海洋進出の動きが著しい中国を念頭に、各国の協力を明記。海洋における各国の権利・義務を定めた「国連海洋法条約」の重要性についても確認する。
【新垣和也】