タイガーマスクや月光仮面。
悪い奴らと戦う正義の味方である。
正義の味方の名前で寄付する人達。
黙ってランドセルを寄付する人達が増えている。
名前も名乗らず黙って寄付をする人達。
日本人が大切にしてきた価値観だ。
ヨーロッパの人は宗教から道徳心を学ぶ。
日本人は古くは武士道から学び・・
その精神は漫画にも引き継がれていた。
正義の味方として描かれていたのだ。
社会全体で善悪に分けていたのだ。
・・・*
慈善がイベント化され・・
演出された映像がTVを流れる。
幼い子供の感性は嘘を見破り現実を感じる。
「うまいことやればいいんだな」
子供は大人の背中を見て育つ。
大人の背中とは社会の事である。
子供が知る社会の中にはメディアがある。
日本で暮らす子供達はメディアから学ぶ事が多い。
子供は言葉や文字と言うコミュニケーションが劣る。
足りない分を観察力でカバーしている所がある。
知識がない分を観察して読み取るのである。
自然に学び取っているのだ。
日本の道徳心。
どのようなメカニズムで道徳心が保たれてきたのか。
保たれてきた時代と失われたと言われる現代との違い。
違いはどこにあるのかを考えるべきだろう。
・・・*
損か得かに価値を感じる者達。
吉本興業の芸人の言った言葉を僕は覚えている。
「うまいことやったな~」
「紳助は頭がいいんだよな」
「俺にもなんかくれよ」
僕の所に間寛平が勝手に押しかけて来た。
この男は自分でも言っている用に頭が足りない。
島田紳助みたいに狡賢い男に憧れるているようである。
島田紳助が詐欺を働いてサンディープロジェクトに出た。
人を騙して出演を勝ち取ったことに憧れたのだ。
間寛平の価値観の持ち方が見える。
島田紳助は誰かから聞いたのだろう。
僕がサンディープロジェクトの出演を断った事。
僕に対しての人権侵害。
そのお詫びと言う意味もあり番組出演に繋がった。
僕自身はまったく知らされないで話を進められていた。
僕の許可を取ったふりをした者がいたようだ。
元坊主の男達が関わったようである。
僕は事実を知り出演を断った。
僕の過去を調べる過程で僕の癖に注目された。
いろんな質問を東京大学の教授達から出された。
答える時に僕は目をつぶって頭に浮かんだ事を語る。
質問内容に対して感じたことが頭にいくつも浮かんでくる。
その映像やことばの連想から答えを言う。
その答えた言葉が分かりやすくあっていたらしい。
その事に注目されお詫びも兼ねて出演だったらしい。
僕が断ったことで何人か候補がいたようだ。
島田紳助は僕が推薦していると騙したようだ。
東京大学の教授だった藤原先生を騙したようである。
藤原先生が僕の所に寄った時。
僕に言った。
「君が言った通り島田紳助を推薦しといた」
・・・。
「推薦してませんよ」
・・・。
「えっ・・騙された・・」
藤原先生があわてて出て行った。
戻って来た先生が僕に言った。
「間に合わなかった」
「会議が始まってしまっていたよ・・」
芸人が報道番組に出る形。
この最初の形は詐欺により行なわれたのだ。
吉本興業と言う会社ぐるみの犯行である。
真実を報道する番組に詐欺を働いて出たのだ。
損か得かで考える者達にとって罪の意識はない。
この男はその事を自慢毛に周りに話したのだろう。
間寛平が僕の所に来て言った言葉を僕は忘れない。
「うまいことやったな~」
吉本興業という会社の者達の共通の感覚である。
昔からこの会社はそうだったのだろうか?
話を聞くと違うようである。
・・・。
吉本興行の先輩芸人が騙されて僕の所に来た事がある。
幼い時からTVで見ていた桂三枝さんだ。
僕は吉本興業の批判文を書いていた。
会社名や芸人の名前は書かずに書いていた。
島田紳助や山口智充(ぐっさん)の事を書いていた。
上の者と言う書き方で社長の事を書いていた。
そのことを誰かに聞いて来たのだろう。
桂三枝さんが抗議に来た。
「なんでそんなこと書くの?」
桂三枝さんは事実を知らないようである。
本当にあった事に対しての抗議文だと知らない。
事実を知らされないで嘘を聞いて来たようである。
悪口を書かれていると思い抗議に来たようだ。
後日事実を知り桂三枝さんが謝りに来た。
「しばらく僕はTVに出ない」
「これで許してほしい」
肩を落とされて帰って行った。
桂三枝さんは騙されて来た人である。
僕は三枝さんに怨みは無い。
なんで吉本興業の大先輩まで騙すのか?
僕には不思議だった。
・・・。
別の日に・・
桂文珍さんが来た。
「君・・僕の弟子になりたいの?」
・・・。
「えっ・・何のことですか?」
・・・。
「違うの?」
「君・・分銅になりたいと書かなかった?」
・・・。
「重りの分銅になりたいと書いたんですが・・」
・・・。
「騙された」
桂文珍が帰っていかれた。
後日・・桂文珍が来た。
「事実を聞いた」
「しかし君もけったいな男だな・・」
「なんで重りの分銅になりたいなんか書いたの?」
・・・。
確かその時は説明しなかった。
しても理解できないだろうと思ったからだ。
世の中が迷っている時に僕は天秤を傾ける重りになる。
必要な時に自分の意見を言える人でありたい。
そう言う意味で分銅になりたいと書いた。
小さな重りが天秤を傾けることを・・
僕は知っているからだ。
文珍さんが言った。
「昔は紳助くんも悪い子ではなかったんだよね~」
「何とかならんかね」
・・・。
僕は早い時期にCMや番組を降板していれば・・
その後は何も言わなかっただろう。
企業のタイミングを待っていた。
何もしなかったのだ。
それどころか・・
吉本興業は公共の電波を使い僕を攻撃した。
実名を出し少年院出だとかさんざん悪態をついた。
僕の文章を勝手に放送で使いだしたりした。
やりたい放題である。
黙って見過ごすわけにはいかない。
本来であれば放送局が善悪に分けるはずである。
放送の倫理を調査するBPOが調査するはずである。
BPOの批判文を書きBPOが僕の所に来た。
当時BPOが僕の所に来た事があったのだ。
この機関は何もしなかった。
だから僕が国民に事実を発信している。
・・・。
吉本興業の古参の人達が何人か来たことがあった。
その人達がぽつりと言ったよ。
「この会社も昔はこんなんではなかったんだよね」
「変わっちゃったんだよね」
島田紳助の周辺と吉本の社長が変えたんだよ。
みんな知っていることだよ。
僕は吉本興行をぶっ潰す。
そのことを日本の道徳心を取り戻すきっかけとしたい。
国民のみなさんにこの会社の真実を伝えよう。
報道部を持つ放送局が報道しない真実を伝えよう。
悪い奴らの真実の姿をみなさんに伝えよう。
真実を知り考え分別をしてほしい。
( - ゛-) つづく。