第4回親学推進議連があり、さいたま市教育相談センター所長の金子保先生より「発達障害を予防する伝統的子育て」というテーマでお話があった。
伝統的子育てとは、育児について「言葉掛け」や「あやし」をすることだと言う。昔は、乳幼児に対しなにをするにしても言葉掛けをしたり、目が合うだけで「あやし」たりしていたが、例えば70歳以上の人99%は赤ちゃんを見ると反射的にあやすが、若い人は殆どあやさないという。
発達障害とは、感情交流や共感性が未発達で、こだわりが強く特異興味を持つなどの特徴があり、自閉症様であることを指す。現在通常学級でも10%~15%ぐらいいるそうで、大人でも総合判断力が無く、他人の目で自分が見られない人は該当する。
発達障害は治せるものと治せないものがあるそうだが、2歳児までなら治療効果が高いという。そもそも発達障害にならないためには、赤ちゃんの時からテレビを見せ続けないことや、これまでの伝統的育児をすることだが、今の若い親はそういう方法を知らないし教えられていない。
つまり、育児の方法が悪いのではなく、全く知らず教える人も本もない状態であり、幼児虐待にも関係しているという。
昔は大家族であり、親だけでなく祖父母や兄弟や近所の人たちが乳幼児を見守っていたが、現在は孤立化した子育てで何も知らない母親が一人で苦しんでいる状況でもある。
発達障害も現代の核家族やテレビ・携帯電話の発達の弊害による現象とも言える。少しでも防ぐための情報を提供するシステムを構築したい。
また私のコメントを削除したようだね 近頃の君の態度ときたら そんなことでは統一教会での君の階級も上がらないぞ 私と統一教会の日本支配をもっと盤石にしなければ君の出世もないだろう