北欧の旅で感じた事を僕は書いた。
この文章は革新系の者達の非難を浴びた。
彼らの運動に取って都合が悪いらしい。
・・・。
真冬のストックホルム。
外は息が凍るような寒さを感じた。
とてもこの国に長い出来る気がしない。
「どうするか?」
駅の構内を歩いているとインフォがあった。
インフォメーションは僕の大切な情報源である。
何気なく置いてあるトーマスクックの地図を見る。
北極圏にある最北の駅が目についた。
聞いて見るか・・
「ここに行きたいのですが?」
インフォメーションの女性が僕の顔を見た。
僕の表情から情報を読み取っている。
そのことに気がついた。
この女の人・・僕と同じ事をする。
相手の意図を言葉以外の部分からも読み取る。
読み取ったものを元に想像している。
こんな女性とあったのは初めてだ。
僕の北欧への興味はこの女性から始まった。
外観は覚えていないのだが彼女の発する優しい音。
優しさに溢れた音の響きを僕は覚えている。
相手の求めるものを読み取り提供しようとする。
なんか懐かしさを感じる。
普通に日本では行なわれていたことである。
言葉で書くと「察する」「思いやる」・・
そんな言葉が日本でも普通にあった。
普通の家庭にはあったはずである。
損か得かでものを考える人が得する世の中。
その流れが強くなった社会では失われてしまう。
それで良いのだろうか?
僕は北欧に行った時。
なぜか古い日本を見たような気がした。
異国の地で日本を感じたのだ。
・・・*
北欧諸国を巡っていると不思議な事に気がつく。
日本では・・
北欧の福祉を求めるのは左の運動団体が多い。
僕が実際に見た北欧の各国の状況。
日本の自民党のが近い気がする。
合理的な町の動きを感じた。
「これが社会民主主義?」
スーパーに買い物に行っても店員が少ない。
少ないが慌しく働いているわけではない。
労働環境も守られている。
効率化の意味を北欧諸国では理解している。
必用なバランスを考え仕組みをつくっていたのだ。
日本に戻り図書館で資料を調べた。
国民一人当たりに割ったGDPの数値が日本より高い。
効率的な収益を上げていることが裏付けられた。
そんな文章を当時書いた。
日本の自民党に近いことを書いた。
革新系の人達が押しかけて抗議された。
そして侮辱され笑われた。
「思いっきり笑いやがった」
僕の嘘を調べる為に東京大学の教授達が調べた。
この頃の先生方は僕を悪い人と決め付けていた。
調べてくれたおかげで・・
当時のスウェーデンの政治の状況が分かった。
新自由主義と社会民主主義の考えが・・
融合されていたのだ。
政権交代のある国だと言うことを日本人は忘れていた。
僕が感じた感覚が正しいことが証明されたのだ。
「フン」
日本には北欧の高い福祉を求める人がいる。
福祉ばかりを強調する事が不思議である。
僕は北欧の国の人のすごさは国民の考える力だと思う。
社会の状況を見て考え必用な変化を決める。
この積み重ねの結果が高い福祉になった。
それだけのことではないのだろうか?
負担に持ちこたえられない状況が訪れれば・・
また必用なバランスを取るだろう。
変化することを避けない国。
それが北欧の凄さだろう。
北欧諸国から感じたのは日本の保守である。
守るべきものを守り変えるべきものを変えて行く。
その姿に日本の保守の姿を僕は感じた。
僕の発言や文章は革新系の者達には危険らしい。
彼らの発言を根底から壊してしまうらしい。
僕に悪意を持つ者達と組みだした。
一斉に攻撃を始めたのである。
この国では言論の自由と叫ぶ者達が発言を妨げる。
僕は身を持ってその事を経験した。
発言を止めないと精神病扱いにされた。
その時に送られて来たのが精神科医の香山りかさんだ。
いろいろ質問され答えさせられた。
精神病ではないことが判明した。
「何で」
「何でこんなことになっているの?」
悪意のある話を聞いて来たのだろう。
精神病にさせられ危うく病院に監禁される所だった。
これは大変恐ろしいことではないのだろうか?
ここまでやろうとしたのである。
「口封じの為に・・」
・・・。
精神科医の香山りかさん。
この先生その後日本TVの番組に出演している。
この番組のレギュラーの吉本興業の加藤浩次。
そしてテリー伊藤らに頼まれたのだろうか?
吉本興業のよく使う手である。
それが事実ならこの人に信念はない。
全共闘関係者に頼まれ僕精神病にしようとした。
そして今度は犯罪者の協力を行なった。
「結果的にはそうである」
吉本興業はTVで何回か関係者を出している。
当時を知る者を横に座らせるやり方をする。
「お前の味方はいないよとでも言いたいのか?」
・・・。
いくらやっても真実は消えない。
加藤お前はやっちまったんだよ。
俺の事務所に勝手に入り俺の胸倉持って言った。
「お前だせえな」
「本当に山口組の00達と昔揉めたのか?」
「とても少年院出ているとは思えねえな」
「俺も今度報道出るからよ」
「だせえやろうだ」
この加藤と言う男。
吉本興業の山口智充や島田紳助の流れで来た男だ。
俺も報道出るからよと発言したことで分かる。
何の為に僕の所に来たのか?
その理由を考えれば誰でも分かる。
僕はこの時この男と初めて会ったのだから・・
・・・。
「加藤」
「お前責任も取れねえのか?」
「半端者め」
・・・。
こいつらを見ると日本が失って来たものが見える。
損か得かでものを考える者達特有の姿である。
人としての誇りのない者達の姿である。
こいつらは都合が悪くなると言う。
「不良仲間じゃないか?」
・・・。
「こいつら吉本興業はおかしな事を言う」
「お前らみたいな半端者と一緒にするな」
それにしてもこいつらの横に座る者達。
僕の所に顔を出した精神科医の香山りかさん。
宣告と言う本を書いた精神科医の加賀乙彦さんの後輩だ。
加賀先生が僕の所に会いに来たことを聞いて・・
貴方が改めて僕の所に訪ねて来た。
「僕は覚えているよ」
少しだけど宣告の内容について話をした。
貴方とは揉めた記憶がない。
そんな貴方が何で事情も知らずに・・
彼らの支援をするのか?
彼らの横に座りメッセージを出すのか?
「貴方に信念はないのか?」
・・・。
貴方と一緒に座っていた人。
ワタミの渡邉美樹社長。
渡邉美樹社長も部分だが事情を知っている人だ。
最初は僕に対して悪意のある言葉を信じ騙されて来た。
貴方は騙されて僕の所に来た。
すぐに騙されたと分かり謝りに来た。
その後何度か貴方が僕の事務所に寄った。
いろんな話をしたことを思い出します。
彼らは貴方とは違いますよ。
吉本興業の加藤浩次は騙されて来たわけではない。
彼はその番組の出演が決まり僕の所に来た。
その時に初めて僕の所に来た男だ。
彼の目的は僕を侮辱することである。
その行為が番組出演の条件のようだった。
そんな風に見えたよ。
僕はこの男とその時に初めてあったのだから。
そんな男の横に並んで座るワタミの渡邉美樹社長。
「がっかりしましたよ」
「貴方とは良い話ができたと思っていました」
「残念です」
・・・。
真実はひとつです。
彼らは番組に出て意見を言える立場ではない。
日本TVが出演停止にしないことが不思議である。
モラルの無い放送局の実態を感じる。
「日本TVに報道を語る資格は無い!」
僕は日本TVは異常だと感じている。
真実を国民の前に明らかにして国民に問いたい。
真実を明らかにすれば良い話である。
見逃すわけには行かない。
日本が創り直さなければならないもの。
「人としての品格である」
「国家の品格である」
TVに出る者が与える影響は大きい。
他の国以上に日本ではTVの影響が大きい。
ヨーロッパでは宗教が人に善悪を教え分けている。
日本の道徳心は武士道などの精神論が影響を持っていた。
非常にデリケートなものである。
壊れてしまっている。
学校教育の中で道徳心がつくられない時代。
TVから受ける影響の大きさに気がつく。
不正をした者がTVで社会に意見を言う姿。
善悪に分けられない社会の姿を感じる人は多い。
こんな姿を示していてこの国が良くなる分けが無い。
日本のソドムとゴモラの場所が放送業界である。
国民に真実を知らせ罰を与える時が来たのである。
真実を伝え国民は考えるだろう。
そして判断する。
審判の日である。
( - ゛-) つづく。