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世界最大の花 つくば市で開花
5月26日 7時47分

世界最大の花 つくば市で開花
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「世界最大の花」と呼ばれるインドネシア原産の植物が、茨城県つくば市の植物園で開花し、花の寿命はわずか2日ほどのため、27日の日曜日にかけて、大勢の人でにぎわいそうです。

開花したのは、インドネシアのスマトラ島が原産の「ショクダイオオコンニャク」で、縦に伸びた軸や、花びらのように見える変形した葉の部分の高さが最大3メートルにもなるため、「世界最大の花」と呼ばれています。
つくば市にある国立科学博物館筑波実験植物園では、25日午後、開花が始まり、軸の部分の高さは2メートル6センチあるということです。ショクダイオオコンニャクが開花するのは非常に珍しく、国内で9例目で、今回の花については、種をまいてから20年かかっての開花です。
25日夕方、さっそく訪れた学生は「珍しい花が見れてラッキーです。とても大きくてびっくりしました」と話していました。また、筑波実験植物園の遊川知久グループ長は「20年待ったかいがありました。長年の念願がかなって感激でいっぱいです」と話していました。
花の寿命はわずか2日ほどで、27日にはしぼみ始めるとみられています。筑波実験植物園は、26日から3日間、開園時間を通常より1時間延長して午前9時から午後6時まで公開することにしています。

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